FAの目玉ソト大争奪戦は「2球団」に絞られる “最有力”だったヤンキースは撤退か「再契約しない可能性がかなりある」
決断の時が迫っている。 今オフのFA市場最大の大物として注目されるフアン・ソトが、移籍先を2球団に絞ったとMLB公式サイトをはじめとする複数の米メディアが伝えた。 【動画】一緒にプレーしたい!ソトが大谷翔平への思いを語る 弱冠20歳だった2018年にメジャーデビューを飾って以来、MLB通算打率.285、同201本塁打、同OPS.988とハイアベレージを叩き出してきたソト。24年シーズンにはヤンキースの15年ぶりワールドシリーズ進出に貢献した怪物を巡っては、複数球団が争奪戦を展開。とりわけドジャース、ヤンキース、ブルージェイズ、レッドソックス、メッツの5球団が獲得に前向きで、本人側とも面談を行ったと報じられてきた。 交渉が大詰めを迎えようとしている中でソトは、自身の契約先をレッドソックスとメッツに絞ったという。これを伝えたボストンのスポーツ専門局『NESN』は、ヤンキースの地元メディア『NJ.com』のランディ・ミラー記者が「メッツは間違いなく候補に上がっているし、レッドソックスもそうだ。そしてソトがヤンキースに行くとは思えない」と語ったことを紹介。その上で「ヤンキースはソト獲得で勢いを増しているレッドソックスを恐れている」とし、こう続けている。 「球界はソトの決断をそれほど長く待つ必要はないかもしれない。4度のオールスターに輝いた彼は、12月8日のMLBウィンター・ミーティングが始まる頃に移籍先を決めると見られている」 また、一時は最有力候補だったヤンキースの“撤退”を伝える『NJ.com』は「ソトがFAでヤンキースと再契約しない可能性がかなりある」と断言。「彼はいまや(契約金が)6億ドル、いや7億ドルを超える可能性すらある。もはや他の選手獲得に軸足を置いた方がいいかもしれない」と 昨オフに大谷翔平がドジャースと締結した10年総額7億ドル(約1015億円=当時のレート)を超えると見られているソト。わずか1年で「史上最高額」が塗り替えられれば、前代未聞。球界が騒然となる事態となるのは必至だ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]