第71回マカオグランプリの概要発表。全7カテゴリーで開催、チケットは10月23日より販売開始
マカオグランプリ組織委員会(MGPOC)は10月22日、マカオ科学館において記者会見を実施し、2024年マカオグランプリの開催概要を発表した。 【写真】TCR規格のツーリングカーが集うギアレース マカオ市街地の公道特設コースであるギア・サーキットを舞台に開催される伝統のマカオGP。1954年の初開催から今年で71回目となる。 なお、2024年は中華人民共和国の建国75周年、そしてマカオ特別行政区成立25周年ということもあり、大会の正式名称は『中華人民共和国建国75周年・マカオ特別行政区成立25周年記念 第71回マカオグランプリ』となる。 開催カテゴリーは、メインレースとなるFIAフォーミュラ・リージョナル・ワールドカップ(FRワールドカップ)をはじめ、FIA GTワールドカップ、クムホTCRワールドツアーイベントとして開催されるギアレース、2輪車による第56回モーターサイクルグランプリ、FIA GT4マシンによるグレーターベイエリアGTカップ、トヨタGR86とスバルBRZによるマカオロードスポーツチャレンジと、マカオロードスポーツ(マカオ特別行政区成立記念カップ)となる。 F1を目指す若手から、GTレース、ロードレース、ツーリングカーで活躍する世界の名手、そして地元マカオをはじめとする近郊のアマチュアドライバーも集うワンメイクレースなど、全7カテゴリーが開催される。 2024年度大会のチケットは10月23日現地時間午前10時(日本時間11時)より販売開始だ。オンラインで購入できるほか、マカオ、香港、そして中国本土の計15カ所に販売所が設置される。 観戦場所にもよるが、チケット価格は400パタカ(約7500円)から1200パタカ(約2万2000円)とのこと。なお、チケットの購入は1人20枚まで、2歳以上が有効なチケットを所持する必要がある。 今大会ではマカオ政府とマカオの統合型リゾート&レジャー企業6社がメインスポンサーを務めるかたちとなり、統合型リゾート&レジャー企業6社のスポンサードは計1億パタカ(約19億円)に及ぶという。 また、マカオでBMW車を販売するBMWコンセッショネアーズ(マカオ)社がセーフティカースポンサーに就任。レースウイーク中は幾度とBMWのセーフティカーを目にすることになりそうだ。 71回目を迎えるマカオグランプリは、11月14日から17日まで開催される。日本人ドライバーや日本チームの参戦もあり、今年も注目の一戦となるだろう。 [オートスポーツweb 2024年10月22日]