「毎日がパラダイスだった」 子どもの〝しぐさ〟写した写真に共感 「期間限定」子ども写真の撮影のコツは
机につっぷして、床に寝転がり……「あ~~、終わんない!」。そんな悲鳴まで聞こえてきそうな、子どもの写真《全身で表現する、夏休みの宿題が終わらない》は11万いいねがつきました。我が子の「何げないしぐさ」を記録し続けているカメラマンの投稿が、SNSで話題になっています。見る人にもなぜか「懐かしさ」を感じさせる写真について、撮影のコツを聞きました。 【画像】全身で「夏休みの宿題が終わらない」を表現した写真 4枚で見事「みんなが共感する」場面に
「子どもの頃を見ているようです」
話題になっているのは、はらかずあきさん(@KBotchan)が撮影した、「子どもたちの日常の記録」です。 9月始めには《全身で表現する、夏休みの宿題が終わらない》として、子どもの4枚の画像を投稿しました。 1枚目は縁側に面した小机で頭を抱えた子。2枚目では机に突っ伏し、3枚目には天を仰ぎ、4枚目になると座布団を枕に寝転がっています。 「みんなが共感するワンシーン」「あるあるな一場面ですね」「自分の子どもの頃を見ているようです」とコメントが付き、11万いいねがつきました。
「毎日がパラダイスだったなぁ」
信州で、曽祖父が建てた築100年の家に、家族で代々暮らしているというはらさん(52歳)は、普段は会社員で、趣味として写真を撮影しています。 被写体の中心になるのは、長女(中2)、次女(小5)、長男(小1)の3人の子どもたち。 「夏休みの宿題が終わらない」の写真は、2年前の8月に、当時小3だった次女を撮影したものでした。集中が切れてしまって、なかなか宿題が進まず、全身から「宿題めんどくさい」という気持ちがあふれ出した瞬間、すかさずシャッターを切りました。 今年の夏もプールやお祭りに行ったり、スイカ割りをしたり、魚釣りをしたりと、楽しんでいた子どもたち。 夏空の下、虫取り網を掲げて、麦わら帽子で走り、家の縁側で麦茶を飲み、布団の上でお昼寝ーー。そんな長男の「夏休み」を撮影した写真も反響を呼び、「毎日がパラダイスだったなぁ」と自分の記憶と重ねる人もいました。 宿題は今年も無事に終わったそうです。