今日のヤクルト戦、先発の「山崎伊織」に必要なものとは…「浅野翔吾」の2番にはやっぱり反対【柴田勲のコラム】
カギを握るのは岡本和と戸郷
巨人は3日からヤクルトと京セラで2試合、岐阜に移動しての3連戦、7、8日は東京ドームでDeNA2連戦だ。 下位チームに対する負け越しは許されない。残り24試合、一試合一試合が大事になる。 カギを握るのは打線ではなんといっても岡本和だ。腰痛を抱えた坂本勇人が調子を落としてきたからなおさらだ。投手陣では戸郷だろう。ここ2試合勝ち星から見放されているが、エースで勝つとチームは活気づく。 3日の先発は山崎か。雑念を振り払って、とにかくストライク先行でいってほしい。ムダな四球だけは絶対に避けることだ。 今年は巨人創設90周年の記念イヤー、フロントの人たちも熱気が込もっている。OBも同じだ。私も大いに期待している。 頑張ってもらいたい。 (成績などは2日現在) 柴田 勲(しばた・いさお) 1944年2月8日生まれ。神奈川県・横浜市出身。法政二高時代はエースで5番。60年夏、61年センバツで甲子園連覇を達成し、62年に巨人に投手で入団。外野手転向後は甘いマスクと赤い手袋をトレードマークに俊足堅守の日本人初スイッチヒッターとして巨人のV9を支えた。主に1番を任され、盗塁王6回、通算579盗塁はNPB歴代3位でセ・リーグ記録。80年の巨人在籍中に2000本安打を達成した。入団当初の背番号は「12」だったが、70年から「7」に変更、王貞治の「1」、長嶋茂雄の「3」とともに野球ファン憧れの番号となった。現在、日本プロ野球名球会理事を務める。 デイリー新潮編集部
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