主力選手&功労者が続々退団のビジャレアル、ベティスの“10番”FWアジョセ・ペレスの獲得が決定的に
ビジャレアルは、ベティスに所属するFWアジョセ・ペレスの獲得に迫っているようだ。11日、スペイン紙『マルカ』が報じている。 昨年11月に2度目の就任となったマルセリーノ・ガルシア・トラル監督の下、欧州大会出場圏外の8位となった昨シーズンからの巻き返しを図るビジャレアル。しかし今夏の移籍市場で、GKフィリップ・ヨルゲンセン、CBホルヘ・クエンカ、FWアレクサンダー・セルロートら主力選手に加え、GKぺぺ・レイナやMFエティエンヌ・カプエ、MFマヌ・トリゲロスら功労者も続々と退団。新戦力として、GKディエゴ・コンデや左SBセルジ・カルドナ、FWニコラ・ペペらを迎え入れているものの、現時点では戦力ダウンした感が否めない。 そんなビジャレアルだが、EURO2024の優勝メンバーであるヴェルディブランコの“10番”の加入が決定的となったようだ。『マルカ』によると、クラブ側は、かねてより動いていたベティスに所属するFWアジョセ・ペレスの獲得交渉を加速させ、契約締結に漕ぎつけたとのこと。新シーズン開幕まで1週間を切った中、前線の補強が急務であるチームおいて、“最初の解決策”となると伝えている。 また『マルカ』は、ビジャレアルがクラブ間での移籍金交渉を挟まず、同選手の契約解除金として設定されている400万ユーロ(約6億4000万円)を支払う形で獲得すると指摘。今週頭にも『デ・ラ・セラミカ』に到着する見込みで、その後はセカンドストライカータイプのアジョセとは異なる特徴を持つFWの選手にアプローチするようだ。 その他、ビジャレアルはCBとGKの補強にも動いており、血の入れ替えは必然的に。果たして新シーズン、“4-4-2の申し子”はどのようなチームを作り上げるのだろうか。
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