世帯年収1200万円なので「パワーカップル」の自覚はあるのですが、パワーカップルの注意点はありますか?
「パワーカップル」という言葉を聞いたことはないでしょうか。なんとなく知っているけれど、実際にはどのような方々を指すかは知らない、という方もいるでしょう。 そこで、パワーカップルとはどのような方々なのか、そして、世帯年収1200万円でもパワーカップルと名乗ってもよいのかについて考えていきます。
パワーカップルとはどんな人々?
「パワーカップル」の定義には諸説ありますが、おおむね夫婦共働きで、世帯収入が高い夫婦を指します。その点を踏まえると、年収1200万円ある世帯はパワーカップルと名乗ってもよいでしょう。 また、どちらかというと、夫婦の一方だけが高所得のケースよりは、夫婦合わせて高所得の世帯を、パワーカップルということが多いようです。 そのため、夫が年収1100万円、妻が扶養内で年収100万円という世帯の場合、人によってはパワーカップルには該当しないと考えることもあるようです。
パワーカップルでも意識しなければ貯蓄はできない
パワーカップルに該当するような方々に、意識を向けていただきたいのは消費についてです。 パワーカップルは、一般的な世帯以上に収入がありますので、子どもの教育にとりわけお金をかけているなどの特別な事情がない限り、生活には余裕があるはずです。しかし、だからこそお金の使い方もルーズになり、いわゆる無駄遣いが多くなり、貯蓄が世帯年収に比して高くないということもあり得ます。 基本的に貯蓄というものは、意識をしなければ思うようにはたまっていきません。特に忙しいパワーカップルの中には、日々仕事に追われ、家事の時短やストレス解消のために財布のひもも緩くなりがち、という夫婦もいるようです。そのため、ある意味では、世帯収入が高いからこそ、意識的に貯蓄をする必要があるともいえそうです。 また、貯蓄をしているつもりであっても、収入に比して、意外と貯蓄額が低いということもあります。世帯年収が1200万円もあるパワーカップルだからこそ、十分納得がいくだけの額が貯蓄できているかなど、収支の見直しをしてみてもよいのかもしれません。