【君島十和子】今まで通りはNG?アラ還になってたどり着いた“似合うもの”の見つけ方
特別なことなんてしなくていい。しんどいならばサボる日があってもかまわない。誰だって毎日を100%全力で、走り続けることなんてできないのだから。だけど、できる日だけでも、キレイのための小さな小さなアクションを積み重ねていくことで、5年後、10年後にはきっと嬉しい結果が待っているはず。それを体現している十和子さんがおすすめする、キレイのための“一日一善”を紹介する連載です。 【写真で見る】アラ還・君島十和子さんの健康術 十和子さんの1日の食事を写真で公開! 今回のテーマは、「似合うものの見つけ方」。 若い頃はばっちり似合っていたものが、年齢を重ねると似合わなくなる。大人になるとほとんどの人が直面するこの問題。自分の“好き”を大事にしつつ、似合うものを見つけたい。その秘訣を十和子さんに教えていただきます。 NEWS!! 「十和子さんは、なんでこんなに輝き続けられるのだろう?」 そんな十和子さんの秘密が詰まった、美容・子育て・更年期などすべてを語ったライフスタイル本です。 \度重なる増刷で、驚異の8刷り達成/ 『アラ還十和子』 大好評発売中
アラ還になって考える“似合うもの”とは?
「性別、年齢の垣根をなくそうという気運が高まっている今。基本的には、似合う、似合わないに囚われすぎず、好きなものを好きなように纏えばいいと考えています。ただ、それと同時にお仕事、お子さん関係の集まりなどなど、『このスタイルで大丈夫だったかしら』と考えてしまうシーンも大人になると出てくるのも事実。この服はTPO的に正解なのか? 似合っているのか? がわからなくなってしまったとき、私は恥ずかしがらずに周囲に人たちに聞くようにしています。娘たちや夫、撮影でよくご一緒するスタイリストさん、ファッションのPRの方達など、洋服そのものやトレンドに詳しい人に判断を仰ぐのです。客観的に判断してもらうことで納得もできるし、『サイズ的にはまだまだ着られるのに……』みたいな逡巡もなくなります。家族はかなり率直というか辛口なので、『そんな短いタイトスカートもう履かないでしょ』なんて、現実を突きつけられて『ウッ……』となることもありますが(笑)。 また、新しい服を買ったときには必ず“微調整”するようにしています。オーダーメイドではないので、丈、フィット感などがしっくりこないことも。その場合はお直しのプロがいるお店に持ち込んで、体にぴったり合うように調整していただきます。その際は、前からだけでなく後ろや横からもチェックして、360度どこから見られても大丈夫なように。それだけでも『なんだかしっくりこない』と思う頻度が減りますよ。 特に最近はネットでのお洋服を買うことが多いので、この作業は必須。小さいと絶対に着れないから、ついつい大きめを買いがちですしね。お気に入りは『サルト』というお店。プロの目でどこを直せば体に一番フィットするかがわかるのが嬉しい。 袖を通すだけでワクワクする服を、自分が一番似合う状態で着たいですね」