マネスキンのダミアーノ・デイヴィッド、新曲「ボーン・ウィズ・ア・ブロークン・ハート」MV公開
マネスキンのフロントマンであるダミアーノ・デイヴィッド(Vo.)が、新たなソロ・プロジェクトからの最新シングル「ボーン・ウィズ・ア・ブロークン・ハート」をリリースし、あわせてミュージック・ビデオも公開となった。 その他の画像 先月リリースされたバラード曲「シルヴァ―ラインズ」同様、新曲はビヨンセやザ・ウィークエンド、カニエ・ウェストとの共作で知られる、イギリス人シンガー・ソングライター/プロデューサー、ラビリンスがプロデュースした。曲調は打って変わって、シンセ主導のメロディやフック満載のコーラスなど、エネルギーに満ち溢れたポップ・ソングに仕上がっており、感情に響く歌詞と心地よく共存している。ダミアーノの人生の中でも困難かつ、パーソナルな面でダークだったことも多いといわれる時期に生まれたにもかかわらず、賛歌のような力強さがある。 ダミアーノは「この曲を書いたとき、僕はとてもダークな状態から抜け出そうとしていた。感情を失っているような気がして、良いものも悪いものも感じることができなくなってしまったのではないかと怖かった。自分の人生の中で一番意味のある人間関係が始まろうとしているときに、そんな状態になりつつあって、その度量や準備ができていないかもしれないという恐怖が大きかったんだ。思うにこの曲は、自分の感じているものを理解して、それをより怖くない展望から眺めるようにするためのひとつの方法だったんじゃないかな。幸い今はこんな気分じゃないって言えるけど、自分が十分にいい状態じゃないという感触に共感できる人は多いと思う」と語っている。 エリン・モレノ監督によるMVは、このシングルを完璧な形でビジュアル的に表現しており、全編に目を惹く振り付けや舞台的な演出がみられる。 MVについてダミアーノは、「このMVは僕の個人的なファンタジーなんだ。たとえ何があろうと、一歩ドアから入れば何もかもが魅惑的で美しくなる世界。ネガティヴなものがすべて自分を傷つける訳ではなくて、時には人生の次のチャプターに連れて行ってくれることもあることを表現するひとつの方法だね。僕たちはみんな、ネガティヴな経験を自分たちにとって意味のあるものへと変える能力を持っているんだ」と述べている。 ◎リリース情報 シングル「ボーン・ウィズ・ア・ブロークン・ハート」 配信中 Photo: Frayser