自公両幹事長、候補者調整を確認 次期衆院選に向け
自民党の森山裕、公明党の西田実仁両幹事長は7日、東京都内で会談し、次期衆院選に向けて自公で候補者調整を進めていく方針を確認した。会談後、同席した自民の坂本哲志国対委員長が国会内で記者団に明らかにした。 坂本氏は「(自民の)各支部から支部長を決めるよう求められており、備えあれば憂いなしということだ」と述べ、自民側から提案だったと説明した。 次期衆院選を巡っては、石破茂首相(自民党総裁)が昨年12月28日のテレビ番組で、夏の参院選に合わせた衆院選との同日選の可能性を否定せず、予算案や重要法案が否決された場合を念頭に「同時にやってはいけない決まりはない」と述べた。 坂本氏によると、会談では衆参同日選についての話題は上がらなかった。 一方、森山氏と西田氏は令和7年度当初予算案の年度内成立を目指すことも確認。14日に両党の幹事長と国対委員長に加え、政調会長を交えた会談を行い、通常国会に向けた対応を協議することも決めた。