米、対中半導体規制強化へ 最大200社制限リストに追加=商工会議所
Alexandra Alper [ワシントン 22日 ロイター] - バイデン米政権は、中国に対する新たな輸出規制を間もなく発表する予定。米商工会議所が会員に送った電子メールで明らかになった。 ロイターが22日に確認したメールによると、新規制により中国の半導体企業最大200社が貿易制限リストに追加され、ほとんどの米国のサプライヤーがリストに追加された企業に製品を出荷することを禁じられる。商務省は、28日の感謝祭前に新規制を発表する予定という。 メールの内容が正しければ、共和党のトランプ次期大統領の2期目の任期開始が1月に近づく中、バイデン政権が中国による半導体へのアクセスをさらに取り締まる計画を進めていることになる。 バイデン政権はまた、より広範な人工知能(AI)対策の一環として、中国への高帯域幅メモリーの輸出を制限する新たな規制も来月発表する予定という。 商工会議所と商務省はコメントの要請に応じていない。