【年末年始のホームパーティで活躍】 個性豊かで選ぶ楽しみが広がる! コスパ抜群のポルトガルワイン5選
250種類を超える自国の固有種ブドウがあるポルトガル。ヨーロッパの中でもワイン生産の歴史は古く、近年では国際的な評価も高まっています。南北に長いポルトガルの気候と多彩な土壌が生み出すワインはそれぞれが際立った個性を持っています。ポルトガル料理研究家の馬田草織さんに、初心者にもおすすめなコストパフォーマンスのいいポルトガルワイン5本を挙げてもらいました。 【画像】地元ポルトガルでも大人気。スパークリング バガ ロゼ NV/ルイス・パト 750ml 2,640円
#1 ジョセ・マリア・ダ・フォンセカ「ウォータードッグ レッド 2021」
1834年創業、ヨーロッパ屈指の最新醸造設備を備えるポルトガルを代表するワイナリー「ジョセ・マリア・ダ・フォンセカ」。「ウォータードッグ レッド 2021」は、泳ぎが得意で利口な同名の犬種をモチーフにしたワイン。果実やバラなどの複雑で奥深い香りと、飲みやすさは格別。みんなが集まる席に。 「ポルトガル土着品種カステラン主体の赤。スパイシーでスモーキー、タンニンがソフトでとても飲みやすく食事にも合わせやすい。テーブルワインの個性派優等生です」(馬田さん)
#2 ヴィニョス ボルゲス「ガタオCAN NV」
世界60か国以上で親しまれている「ガタオ ヴィーニョ・ヴェルデ」が飲みきりサイズの缶になって登場。ポルトガル語で「緑のワイン」を意味する「ヴィーニョ・ヴェルデ」の味わいそのままに、どんな人にも飲みやすい軽快さと爽やかさ。弱発泡の華やかな飲み心地は、年始にもふさわしい。 「ポップなパッケージの缶ワインになったヴィーニョ・ヴェルデ。フレッシュで爽快感があり、ビール感覚でごくごく飲めて冬の鍋にもよく合います。よく冷やしてどうぞ」(馬田さん)
#3 ソアリェイロ「アロ(アルヴァリーニョ&ロウレイロ)2022」
ポルトガル固有種ブドウ、アルヴァリーニョのトップ生産者「ソアリェイロ」が生み出す「ALLO(アロ)」は、アルヴァリーニョと、同じく固有種ロウレイロの頭文字から命名。前者のしっかりとした果実味、後者の酸味とミネラル感が混然一体となり、複雑な味わいを醸し出す。いつもの料理を格上げしてくれる1本。 「2種の土着品種ブドウから作られた白。果実味や酸味、ミネラルのバランスが洗練された味わい。ポルトガル北部の豊かな森をイメージさせるハーバルな爽やかさもあります」(馬田さん)