「彼らを侮ってはいけない」大谷翔平らドジャースの強さはリリーフ陣にあり!? 米紙がブルペンゲームに期待「3試合のうち2勝した」
大谷翔平選手や山本由伸投手が所属するロサンゼルス・ドジャースは、ポストシーズンが始まる前から投手陣の怪我人の多さが懸念材料となっていた。しかし、意外にも大きな問題とはなっていない。それはリリーフ陣の奮闘や、大谷ら強打者の後ろの打線の活躍があったことも関係しており、ワールドシリーズでは彼らの出来が勝敗を分けることになると、米紙『キャピタル・ガゼッタ』が報じている。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング ドジャースはサンディエゴ・パドレスとの地区シリーズにおいて、負けたら終わりの状況で迎えた第4戦でブルペンゲームを選択し、見事に勝利をおさめた。また、ナ・リーグ優勝決定シリーズのニューヨーク・メッツ戦においても、4年ぶりのワールドシリーズ進出に王手をかけた第6戦でブルペンゲームを実施し、この戦略が成功して次のラウンドに勝ち進んでいる。いずれも重要な試合だったが、リリーフ陣が起用に応えて大きな結果を残した。 この結果を踏まえ、同紙は「ドジャースはナショナルリーグのプレーオフでリリーフ投手陣を投入した3試合のうち2試合に勝利した。サンディエゴで敗退が濃厚となったときと、メッツとのナショナルリーグ優勝決定戦だ。アンソニー・バンダ、ライアン・ブレイジャー、ベン・カスパリウス、ダニエル・ハドソン、マイケル・コペック、エバン・フィリップス、ブレイク・トレインらが活躍を続けている。彼らを侮ってはいけない」と述べ、懸念材料だったことが今や最大の強みになっているとの見解を示している。優勝をかけたワールドシリーズでも、どこかの試合でブルペンゲームが組まれるかもしれない。
ベースボールチャンネル編集部