このまま“出番なし”に…?中日、今季1軍出場ゼロの選手(6)靱帯損傷から“スピード復帰”したが
シーズン終盤を迎えている2024年のプロ野球。今シーズンも主力の故障や不調など、様々な要因で選手の入れ替えが行われ、多くの選手が一軍の舞台を経験している。一方で、開幕から二軍暮らしが続き、一軍未出場の選手も少なくない。ここでは、ここまで一軍出場がない中日ドラゴンズの選手を紹介したい。(※今季成績は9月10日時点)
森博人
・投打:右投右打 ・身長/体重:177cm/84kg ・生年月日:1998年5月25日 ・経歴:豊川高 - 日本体育大 ・ドラフト:2020年ドラフト2位 今季は右肘の靭帯損傷により、開幕から出遅れた森博人。すでに実戦復帰しており、二軍では結果を残している。 日本体育大では1年時からリーグ戦に登板し、最速150キロ超の右腕として注目の存在に。迎えたドラフト会議では、中日ドラゴンズから2位指名を受けた。 ルーキーイヤーはシーズン終盤に一軍デビューすると、翌2022年6月からブルペンに定着。同年は30試合の登板で1勝0敗、防御率2.67とまずまずの数字を残した。 しかし昨季は、投球フォームを崩し、二軍でも33試合登板で防御率5.73と低迷。同年は一軍登板がないままシーズンを終えた。 勝負の1年となる今季だったが、開幕前に「右肘尺側側副靭帯損傷」の診断を受けて離脱。大きく出遅れる形となった。 それでも、6月27日にファームで実戦復帰すると、ここまで18試合に登板し、防御率0.48と抜群の安定感を誇っている。 状態を維持できれば、シーズン終盤の一軍昇格も見えてきそうだ。
ベースボールチャンネル編集部