[こんなにあるの!?]3月リリースのDAIWA新製品リールを一挙に紹介!
AIRITY STボールベアリング搭載箇所
エアリティSTには11個のボールベアリングが搭載されている。その内容は下記の通り。いかに回転性能を追求しているかが、ここからも読み取れるはずだ。 ・ピニオン部2BB(オイル仕様BB)(※SFは1BB) ・ドライブギア部2BB(オイル仕様BB) ・ドライブギア部2BB(オイル仕様BB) ・ハンドルノブ部2BB(CRBB) ・スプール部1BB(CRBB) ・メインシャフト部1BB(オイル仕様BB) ・オシレートギア部1BB(オイル仕様BB)
エアリティ SF(スーパーフィネス)軽さと強さを高次元で融合
究極の軽さを実現しながら、剛性感も損なわない、超軽量スピニングリールとして誕生したエアリティ。2024年3月に、新たに追加登場するのは無印エアリティ(エアリティSTと区別)の中の、SFモデル5機種だ。 SFはスーパーフィネスの略であり、その名の通り、軽量化とコンパクト化を追求した機種となる。ちなみに、23エアリティをベースに更に別モデルとして、回転性能や軽量化のためにピニオン部のマグシールドも取っ払って軽量化と回転性能を追求したのがエアリティST(センシティブチューン)で、これは無印エアリティとは別のモデルという立て付けとなっている。 無印エアリティのいちラインナップモデルとなるSF(スーパーフィネス)は、次世代スピニングリールの設計思想であるエアドライブデザインをはじめ、フルメタル(Mg製)モノコックボディ、マグシールドなどエアリティの基本性能を支えるテクノロジーを搭載しながら、限界域までチューニングされているのが特徴だ。 誤解を恐れずに言うと、あえて耐久性とバーサタイル性の一部を犠牲にしながら、対応可能なターゲットや使用するラインを限定することで、徹底したコンパクト化と軽量化を実現。その結果、無印エアリティSFの自重は、エアリティSTの130gに肉薄する、驚異の135g (2500番比較)に達している。 こうなると、無印エアリティSFとエアリティST(センシティブチューン)の棲み分けが難しくなりそうだが、大きな違いとして、無印エアリティSFはマグシールド搭載、エアリティSTはピニオン部のマグシールドが非搭載、という点となるので、ここが必要かどうかで判断することになりそうだ。 ◆エアリティSFの特徴 無印エアリティSFの特徴をまとめると、以下の通りとなる。やはり、軽量化・コンパクト化のためにかなり細部にまで手が加えられているので、このフィネス仕様リールを待っていた、というアングラーも多いのではないだろうか? ◆大幅な軽量化 ボディを約20%コンパクト化することにより大幅な軽量化を実現(LT2500S=150gに対し、SF2500SS=135g) ◆感度性能の向上 メインシャフトの小径化等、内部部品をSF専用設計することにより、振動伝達性能が向上。DAIWAいわく、約16%感度がアップしているという。 ◆キャスト時の飛距離アップ SF2500SSとSTEEZ RC61L-SVとの超軽量タックルの組み合わせにより、既存タックルに比べスイングスピードが約12%UP。それにより軽量ルアーのロングキャスト性能が向上。同じ距離へのキャストにおいては、より力を抜いてキャストする事が出来る為、キャスト精度もアップすることが考えられる。 ◆約20%ドラグ性能が向上 スプールのショート化によりライン放出時にかかる抵抗のバラツキを抑制。更に最大ドラグ力を3kgに変更する事で、フィネスの釣りにおいて重要視される低ドラグ域での調整幅が広がり、より最適なドラグの微調整が可能。