目は大きく、優しい印象に見せる「50代のアイメイク」
大人の余裕を醸して、柔らかな印象へといざなうベージュメイク。ヘア&メイクアップアーティストの岡田知子さんが、アイメイクのHow toを伝授。強い締め色を使わず、淡いトーンのグラデーションで仕上げるのがコツ。 【写真】50代に似合うメイクアップ術
テクスチャーはマット系、色みはソフトで“やさしげ”にシフト
「マットまたは微パールシャドウで陰影をつくると、ソフトな雰囲気に。強い締め色を使わず、淡いトーンのグラデーションで仕上げるほうが、余裕が感じられるし、肌もきれいに見えます。質感と色みがソフトなぶん、アイラインとマスカラはしっかり仕込んで、ぼやけを防止」(岡田さん)
❶温かみのあるマットブラウンやゴールドを帯びたブラウンが自然な陰影をつくる。 アイスカルプト 3D コントゥア ベージュ¥7,150/シュウ ウエムラ ❷今どきのヌーディを体現したパレット。しっとりした粉質で密着感が高いのも大人世代向け。 スターゲージングアイシャドウクアッド 03 ¥7,480/THREE use this ❸基本のブラウン&ベージュに、赤み系のレンガ色やオレンジがアクセント。 ルナソル アイカラーレーション N 01(8月9日発売)¥7,700/カネボウ化粧品
《1》気になるくすみはベージュで払う ❸の左上のベージュをブラシにとる。アイホール全体と、下まぶたは涙袋の幅で全体にふわっとぼかして、明るさを出す。
《2》ブラウンはソフトなカラーで穏やかに ❸の右上を、太チップを使って上まぶたのきわ全体、二重幅にのせる。あえて濃い引き締め色を使わないことでまろやかさが。
《3》目じり部分にほんのり血色感をプラス ❸の右下のレンガ色を細いチップにとり、上のきわ、目じりから3分の1に細く入れる。赤みの強い色を加えて血色感をアップ。
《4》繊細ラインで締めつつ目の横幅を拡張する グレージュのアイライナーで、上のまつ毛とまつ毛の間を埋めるようにラインを引く。目じり部分は少し伸ばし、目幅を広げる。
強すぎないのに凛とする絶妙グレージュ。コシのあるブラシで描きやすい。 エクセル メロウシェードリキッドライナー ML02(10月22日発売)¥1,540/常盤薬品工業