ドラマ『RoOT / ルート』OP曲の制作で意識した点は? Bialystocksの甫木元空が語る
遅れてやってくる、フィルムの魅力
さらに「旅に欠かせないアイテム」を尋ねると、甫木元は「カメラ」だと答える。 甫木元:いまはiPhoneでも何でも気軽に撮れはするんですけど、撮ったものを見返す行為がなかなかなくなってきていると思っていて、最近OlympusのPENを買いました。ハーフカメラといって、1枚のフィルムを2つに分裂して2倍撮れるんですよ。それで、印象に残ったものはなるべくフィルムで撮って、ものとして残しておきます。 甲斐:最近はどこかに行かれて、そのカメラで撮りましたか? 甫木元:全然行けてなくて……。でもライブとかで地方に行けるので、そのときに撮ったりしています。 甲斐:フィルムって撮り終えないと現像できないから難しいですよね。 甫木元:そうですね。でも撮ったものを忘れるのはすごくいいことだなと思います。2枚組みで上がってくるので、これとこれが組み合わさって1枚になるんだという面白さもあって、全然関係ないうちのじーちゃんの顔とフェスの前のおしゃれな風景が一緒になって上がってきたり(笑)。忘れたものが遅れてやってくる感じは、すごくおもしろいなと思います。 Bialystocks初となるホールツアー「Bialystocks Tour 2024」が、全国3都市で開催される。5月31日(金)は愛知・Niterra日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール、6月2日(日)は大阪・NHK大阪ホール、6月28日(金)は東京・TOKYO DOME CITY HALL。大阪と東京公演はすでにソールドアウトとなっている。 甲斐:今回のツアー、どのような編成を予定されているのですか? 甫木元:8人編成でコーラスが2人と、シンセ・ギター・コーラスなどいろいろやってくれる人が1人、あとベース、ギター、ドラム、そして我々の鍵盤とボーカルです。 甲斐:8人編成だと、音の広がりも変わってきそうですね。 甫木元:頑張ります! 甲斐:頑張ってください。 Bialystocksの最新情報は、公式サイトまで。 ゲストに旅の思い出や旅の必需品を伺う20分間、『BLUE IN GREEN』のワンコーナー「GOOD PASSAGE」。放送は毎週土曜日の12時55分ごろから。