覚せい剤で逮捕、“13年間獄中”で過ごしたセクシー女優。「5か月で3000万円稼いで全部薬物に使いました」
私が脱がずに売れるわけがないと思った
――セクシー女優としての合沢さんの話も聞かせてください。もともと芸能活動をしていたんですよね、レースクイーンやVシネマの俳優さんとして。それがセクシー女優へ転身したのは「こっちのほうが売れる」との判断ですか? 合沢:そうですね。所属していた事務所が、芸能とセクシー関係とどちらもやっていて、セクシー女優さんと営業回りしたり、一緒に舞台に出たりもしたんです。 セクシー女優はみんなかわいいし、輝いていて「こんな子たちが脱いでいるのに、私が脱がないで売れるわけがない」って思ったのがきっかけです。 ――どちらもやっている事務所であれば、話は早いでしょうしね。 合沢:マネージャーに相談したら「セクシー女優になれば今より仕事は増えるかもしれないけど、逆に出られなくなる媒体もあるから、ちょっと考えたほうがいいよ」と言われました。 ――10年近く前の話ですよね。その時代にそういうことを言ってくれるって、いい事務所ですね。 合沢:そうなんです、いい事務所だったんですよ。もうなくなっちゃいましたけど。
親から言われた言葉「ちょっと自由にさせすぎちゃったね」
――考えたうえで覚悟を決めて、セクシー女優になったわけですね。ご家族に話はしました? 合沢:脱ぐことは親には伝えましたけど、セクシー女優としてデビューしたあとも、とくにちゃんと話してはいませんね。でも家族はみんな、知ってはいました。応援もしてくれていましたね。 ――それは良い関係性ですね。 合沢:でも逮捕されたときに「こういう仕事をしていたから捕まった、とは思っていないけど……ちょっと自由にさせすぎちゃったね」とは言われちゃいました。 ――それはちょっとツラいですね……。セクシー女優としては単体デビューですよね。お金があるから、薬物に行ってしまった部分はあるんでしょうか。 合沢:それはやっぱりあるかもしれません。やっぱりお金に余裕がないと、覚せい剤を使い続けられないですし。結局セクシー女優で稼いだお金は、全部使っちゃったんですけど。