南野拓実がバルセロナ相手に退場誘発! モナコは数的優位を生かしてCL白星スタート
[9.19 欧州CLリーグフェーズ第1節 モナコ 2-1 バルセロナ] UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のリーグフェーズ第1節が19日に行われ、MF南野拓実が所属するモナコ(フランス)は本拠地でバルセロナ(スペイン)に2-1で勝利した。南野は先発出場し、後半25分までプレー。第2節は10日に開催され、モナコは2日に敵地でディナモ・ザグレブ、バルセロナは1日にホームでヤングボーイズと戦う。 【動画】南野拓実がバルセロナMFの退場を誘発したシーン モナコとバルセロナは8月のジョアン・ガンペール杯(プレシーズンマッチ)でも対戦。複数の主力を欠いたバルセロナを相手に、アウェーのモナコが3-0の完勝を収めた。 同試合でアシストを記録していた南野は、今回トップ下として相手のアンカーをケアする役割を担うと、前半10分にGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンからMFエリック・ガルシアへのパスをカット。決定機になりかけたところでE・ガルシアに倒され、レッドカードを誘発した。 数的優位に立ったモナコは前半16分に先制。DFバンデルソンのサイドチェンジから右サイドのMFマグネス・アクリウシェがペナルティエリア右に持ち運び、切り返しから左足のシュートでニアを破った。 バルセロナは最前線にFWロベルト・レバンドフスキを残した4-4-1で耐える中、前半28分に17歳の神童がワンチャンスをものにする。 MFマルク・カサドの浮き球パスから右サイドのMFラミネ・ヤマルが相手と入れ替わり、カットインから左足でシュート。見事にゴール右下に突き刺し、欧州CL初得点を挙げた。 モナコは追い付かれた後も主導権を握ってゲームを進めると、南野が交代で退いた直後の後半26分に勝ち越す。バンデルソンの裏へのパスに反応したFWジョージ・イレニケナが抜け出し、GKテア・シュテーゲンとの1対1から左足で豪快にネットを揺らした。 後半40分にはFWフォラリン・バログンがボックス内でDFイニゴ・マルティネスと接触して転倒。一度はPKの判定となったが、VARの介入でノーファウルに変更となった。それでもモナコはリードを維持したまま逃げ切りに成功。6シーズンぶりの欧州CLで白星スタートを飾った。