わずか5mmの薄型ケースも【スイスの老舗ブランド“ボーム&メルシエ”】人気モデル“クラシマ”に全4色の新作が登場
1830年に創業したスイスの老舗時計ブランド“ボーム&メルシエ”は、多忙な日々を過ごす人に向けた薄型ウオッチコレクション“クラシマ”に新作4モデルを発表した。 【画像】全4色展開、色合いやデザインの違いを比較してみる 1920年代より薄型ウォッチという専門性をアピールし、その分野で世界的な定評があるボーム&メルシエ。その由緒あるノウハウの継承により生まれた“クラシマ”から、42mmケースが3モデル(厚さ6mm)、39mmケース(厚さ5mm)が1モデル、あわせて四つの新作が発表された。 伝統を尊重したラウンドケースは、サンドブラスト仕上げのブラックADLC加工をしたスチール製で、メゾンの求める繊細なカーブとシャープで正確なラインを実現。正面は傷が付きにくいサファイアガラス風防を採用し、どんなシーンでも使いやすいエレガントでスポーティなプロポーションに仕上げられている。
文字盤にはしなやかなローマ数字とバーインデックスがレイアウトされ、分目盛りとの美しいコントラストを生み出すグリーン、サンド、ブルー、ブラックの4色が展開され、どのモデルもフランジのカラーが文字盤を縁取る構造により、全体に美しい深みが生み出されている。 針やインデックスの位置関係、文字盤やカレンダーのカラーリングは、時計師とクラフツマンたちにより、視覚的・技術的なレベルが最大限に考慮されたデザインとなっており、機能性や読みやすさが美しくまとめられた。
42㎜径の3モデルは防水性能が3気圧で電池寿命が5年、39㎜径のモデルは防水性能5気圧で電池寿命は6年と異なるが、どちらにも高品質で耐久性に優れたクォーツムーヴメントが採用されている。 また、ベルトには高級紳士服メーカーが愛用する1836年創業の英国の著名ブランド“ホーランド&シェリー”の天然羊毛素材を採用。ホーランド&シェリー社のテキスタイルは、文字盤のデザインにも採用されており、同じ角度と方向に揃えられたベルトのテキスタイルとあわせて、本作の特徴のひとつとなっている。価格は4モデル共通で23万6500円だ。
文◎Watch LIFE NEWS編集部