【甲子園決勝戦展望】関東第一(東東京)編 見どころ・戦力分析・注目選手・スタメン成績は?
野手陣の戦力分析は…?
攻撃陣では、2年生の越後駿祐が絶好調。今大会は5番を打ち、ここまで打率.667(12打数8安打)をマーク。準決勝では反撃のきっかけとなるチーム初ヒットを放った。 4番にはプロ注目のスラッガー・高橋徹平が座り、上位には飛田優悟や成井聡といった俊足打者が君臨。バランスの良い打線といえるだろう。 また、正二塁手の小島想生は、打率.154(13打数2安打)ながらも守備面でチームに大きく貢献。今大会は4試合すべてでセカンドを守り、失策はゼロ。決勝戦でもチームを救う好守に期待したい。
注目選手:坂井遼
今春のセンバツではエースナンバーを畠中鉄心に譲っていたが、今大会は背番号「1」を背負っている坂井遼。 今大会は全試合にリリーフ登板しており、無失点の投球を続けている。決勝でもスコアボードに「0」を並べ、有終の美を飾れるか。
注目選手:高橋徹平
全国屈指のスラッガーとして注目される高橋徹平。今大会は打率.200(15打数3安打)と不調気味だが、準々決勝では高校通算61本目となるホームランを放ち、チームを勝利に導いた。 また、三塁手として守備面でも貢献度も高い。3回戦では、7回のピンチの場面で難しい打球を好捕。決勝戦でも投打に渡る活躍に期待したい。
注目選手:坂本慎太郎
今大会は外野手のみでなく、先発マウンドにも上がった坂本慎太郎。U-12、U-15の日本代表を経験している有望株だ。 今大会は打率.231(13打数3安打)という成績だが、3回戦では「3番・投手」として起用。また、左翼を守った準決勝では、前に落ちそうな打球をダイビングキャッチで好捕した。 2年生ながらも”二刀流”という器用さを見せる坂本は、今後も注目の存在だ。
スタメン選手の今大会成績は?(準決勝のメンバー)
打撃成績 1番(中)飛田 優悟(3年) 4試合、打率.188(16打数3安打)、1打点 2番(右)成井 聡(3年) 4試合、打率.250(12打数3安打)、2打点、1盗塁 3番(左)坂本 慎太郎(2年) 4試合、打率.231(13打数3安打)、1打点 4番(三)高橋 徹平(3年) 4試合、打率.200(15打数3安打)、1本塁打、1打点 5番(一)越後 駿祐(2年) 4試合、打率.667(12打数8安打)、1打点 6番(二)小島 想生(3年) 4試合、打率.154(13打数2安打)、2打点 7番(捕)熊谷 俊乃介(3年) 4試合、打率.357(14打数5安打)、2打点 8番(遊)市川 歩(3年) 4試合、打率.071(14打数1安打)、1打点 9番(投)大後 武尊(3年) 1試合、打率.000(1打数0安打) 投手成績 (投)坂井 遼(3年) 4試合(15回2/3)、奪三振15、与四死球2、失点0、防御率0.00 (投)畠中 鉄心(3年) 3試合(13回1/3)、奪三振9、与四死球3、失点4(自責点3)、防御率2.03 (投)大後 武尊(3年) 1試合(5回)、奪三振0、与四死球1、失点1、防御率1.80 (投)坂本 慎太郎(2年) 1試合(2回)、奪三振2、与四死球3、失点0、防御率0.00
ベースボールチャンネル編集部