【フェンシング】パリ五輪銅の江村が4度目の優勝 練習パートナー小林との決勝戦を制して涙 「次のロス五輪こそは一緒に戦いたい」
◇第77回全日本フェンシング選手権大会 女子サーブル個人決勝(16日、静岡・沼津市) 【画像】拳を高く突き上げるフェンシング・江村美咲選手 パリ五輪フェンシング女子サーブル団体で銅メダルを獲得した江村美咲選手が全日本選手権に出場しました。 「江村選手のパリオリンピックの活躍を見て、初めて会場に観戦に来た」と会場には多くのファンが集まりました。 決勝の相手は、パリ五輪に練習パートナーとして帯同していた小林かなえ選手。 江村選手は武器の細かいステップで、下がりながら突く技などを成功させ、15―8で勝利。同大会4度目の優勝を果たしました。 試合後、「たくさんのお客さんにフェンシングに興味を持って会場に来てもらえたことをすごく嬉しく思う。パリオリンピック後にこの大会があることが分かっていたので、休みすぎず調整をしていた」と話した江村選手。 小林選手について「パリ五輪の団体戦を一緒に戦えなくて、すごく悔しかったと思うが、次のロス五輪こそは一緒に戦いたいと思っていたので、ファイナルで戦えてよかった」と涙を流しながら語りました。