ヒュルツェラー監督、トッテナム戦について振り返る 勝利のカギはHTの会話「自信を取り戻す必要があった」
ブライトンを率いるファビアン・ヒュルツェラー監督が、勝利したトッテナムとの試合について、クラブ公式サイトを通して語っている。 【動画|ショートハイライト】三笘薫が2得点を演出!ブライトン v トッテナムプレミアリーグ 24/25 第7節 ブライトンがトッテナムに逆転勝利した。現地時間10月6日に行われたプレミアリーグ第7節で、ブライトンとトッテナムが対戦した。試合は、前半が終了した時点でブライトンが0-2と2点を追いかける展開となった。 しかし、後半開始すぐの48分、三笘薫のクロスからヤンクバ・ミンテのゴールが生まれ、58分には三笘のアシストからジョルジニオ・リュテールが同点弾を記録する。そして66分、ダニー・ウェルベックがゴールを決めて試合をひっくり返す。結果は、3-2というスコアでブライトンがトッテナムに逆転勝利を収めた。 ブライトンは前半で2失点を許した一方で、後半では3得点を記録し、トッテナムに得点を許さなかった。ヒュルツェラー監督は、前半と後半の違いについてこう語った。 「前半はボールをコントロールしながらいいプレーができていた。チャンスも多く作ったが、相手ボールに対する強度が欠けていたし、1対1のデュエルでも勝てていなかった」 「ハーフタイムには、より強度を高めて試合のプランを遂行しなければいけないと選手たちに話した。小さなプレーを正しく行い、自分たちがコントロールできる部分に集中することで自信を取り戻す必要があった。前半はトッテナムの強度に負けていた」 「自信を持てば勢いに乗れる。そして、選手たちは勢いを作り出し、ゴールを決めるためにハードワークをこなした。ピッチ上で選手たちが発揮したエネルギーが、観客の心もつかんだ」 そして、ヒュルツェラー監督は選手個人のパフォーマンスにも言及した。 「私は選手個人について語るのはあまり好きではないが、攻撃陣の選手4人がすばらしいプレーをしたと思う。ゴールやアシストで選手を評価しているのではない。ボールに対してどうプレーするか、ボールを奪われたときにどれだけ懸命にプレーするかで評価する」 「前半は全員がパフォーマンスを存分に発揮できていなかったが、後半はチーム全体と同じようにいいパフォーマンスを披露した。三笘薫とペルビス・エストゥピニャンは、長期離脱から復帰したばかりであり、本来の調子を取り戻そうとしている。しかし、彼らは強度を兼ね備えた質の高いプレーを見せた」 「彼らは我々にとって重要な選手だ。我々は彼らや新加入の選手たちの助けにならなければいけない。こういった選手たちが適応し、レベルアップできる環境を整えるのが我々の責務だ」
SPOTV NEWS