億万長者が続出! 相模原「宝くじ幸運ライン」の謎を解け!!
「塩田の近くには鎌倉時代に開かれた『当麻山無量光寺(たいまさんむりょうこうじ)』があって......」 "当"という字が入っているじゃないですか! 1等の当たりじゃないですか! 「......あって、その境内には弁財天が祭られています。弁財天は鎌倉にも『銭洗(ぜにあらい)弁財天(宇賀福[うがふく]神社)』がありますが、弁財天は金運を呼ぶといわれています」 金運を呼ぶなら、間違いないじゃないですか! 当麻山無量光寺は、七福塩田店から徒歩約30分の場所にある。弘長元年(1261年)に一遍上人(いっぺんしょうにん)が草庵(そうあん)を設けたのが始まりといわれている。そして、このお寺の隅には小さな弁天池があり、橋の先にある小さな祠(ほこら)が弁財天だ。 本当にひっそりとたたずんでいるため、弁財天があると知らなければ、見逃してしまう可能性もある。でも、それだけ貴重だということだ。だからこそ貴重な1等を当てる力があるということではないだろうか。これで、本当にすべての謎が解けた! そう。相模原「幸運ライン」は、亀ヶ池八幡宮、八菅神社、当麻山無量光寺のトリプルパワーによってつくられたものだったのだ。 「......塩田はね」 あ、大貫さん! 「平安時代から塩田郷があって、この地域の中心的な場所だったんです。いや、平安時代以前、古墳時代から続く集落があったんですよ。 パワースポットかどうかはわからないけれど、塩田には日本最古ともいわれている旧石器時代の住居跡で国指定遺跡の『田名向原(たなむかいはら)遺跡』がありますから」 ええーっ! 田名向原遺跡(史跡田名向原遺跡公園)は、七福塩田店から当麻山無量光寺に行く途中の県道48号線沿いにある。1989年から発掘調査が行なわれ、97年に旧石器時代(約2万年前)の建物跡が発見された。ほかにも同じ遺跡群から検出された縄文時代の竪穴住居の復元建物や古墳時代の小円墳の移築古墳なども公開されている。 これは石器時代からこの地区で人が暮らしていたという証拠だ。今回訪れたどの寺社よりも古い建築物なのだ。 ということは、この田名向原遺跡も含めた4つのパワースポットが、宝くじの1等を生み出しているということか。 ■幸運パワーが今、相模原に集まっている!