億万長者が続出! 相模原「宝くじ幸運ライン」の謎を解け!!
JR相模線の上溝駅から徒歩約20分。"北相模の総守護社"と呼ばれている由緒正しき神社が亀ヶ池八幡宮だ。"総守護社"という名前からかなりのパワーを感じる。 そして、鳥居をくぐると右手には、なんと金色に輝く「ゴールド神社」があった。宝くじの1等を続々と生み出すのは、このゴールド神社の力なのだろうか。 近くに行ってみると「交通安全祈願」と書かれたのぼりが立っていた。ん? 金運祈願ではなく、交通安全? よく見るとゴールド神社は、無事故無違反のゴールド免許にあやかって創建された神社らしい(ちょっと紛らわしい)。 気を取り直して、ゴールド神社を通り過ぎると、その奥にあったのが亀ヶ池八幡宮の社殿だ。そして、社殿に向かって右側に社務所があり、そこで鈴木さんが言っていた各店舗に飾ってある「福が授かるお稲荷様の御朱印」が売られていた。 これで、すべての謎が解けた!と素直に喜びたいところなのだが、北相模の総守護社である亀ヶ池八幡宮の力だけだとすると、七福塩田店や中津マルエツチャンスセンター以外の相模原の売り場からも1等が出ていいはずだ。きっと、ほかにも理由がある。 そこで相模原の歴史に詳しい相模原郷土懇話会会長の大貫英明(おおぬき・ひであき)氏に、七福塩田店や中津マルエツチャンスセンターの近くにパワースポットがないかを聞いた。すると......。 「中津マルエツチャンスセンターの近くには『八菅(はすげ)神社』があります。ここは神仏習合の聖地で、修験道(山伏)の拠点でした」 八菅神社のある八菅山は、大宝3年(703年)に修験道の開祖・役小角(えんのおづぬ)の来山が伝えられていて、八菅山を含む丹沢一帯が修験者の道場だったという。現在でも毎年3月に山伏装束の人たちが燃え盛る火の中を歩く『火渡り』が行なわれている。 役小角は呪術者だったというが、修験者たちの呪術的な能力が宝くじの当せんに大きく影響している可能性がある。 実際に行ってみると、八菅神社の入り口は中津マルエツチャンスセンターから徒歩約30分の場所にあり、ここから社殿に行くには約300段の階段を上るか、緩やかな坂道を遠回りして歩くことになる。もちろん緩やかな道を選んだ。 そして約20分歩いた所に社殿はあった。山中の静けさがちょっとだけ不気味だが、だからこそ1等が当たる雰囲気が漂っている。これで、すべての謎が解けた!と思いたいところだが、もうひとつ七福塩田店近くのパワースポットも知っておきたい。大貫さんに聞くと......。