迷走の兵庫自民、知事選候補の擁立断念 一部議員からは「消去法で斎藤氏しか…」の嘆きも
■斎藤氏が存在感
「斎藤か斎藤以外か」が主要争点となりそうな中で、当の斎藤氏は存在感を増している。失職直後に約7万7千人だったX(旧ツイッター)のフォロワー数は13万人超まで増加。反対派も相当数いるとみられるが、政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏(57)が斎藤氏を当選させるために知事選への出馬を表明するなど支援の動きもみられる。
一方、知事選への立候補を表明していた元同県加西市長、中川暢三氏(68)と元経済産業省官僚、中村稔氏(62)が29日、立候補予定者の多さなどを理由に出馬辞退を明らかにした。