中国・北京の航空博物館を訪問した「2023年マカオ優秀中学生航空宇宙ウィンターキャンプ」の参加者ら（写真：澳門基金会）

　澳門基金会（マカオファウンデーション）と中国航天基金会（チャイナスペースファウンデーション）の主催による「2023年マカオ優秀中学生航空宇宙ウィンターキャンプ」が12月21日から25日まで中国・北京で開催された。 　マカオ基金会によれば、マカオの30の中学校から34人が参加したとのこと。参加者は中国国家天文台本部、航空博物館、国家天文台沙河科学教育基地、中国科学院宇宙応用工程技術センター等を訪問したほか、中国宇宙飛行士センターでは宇宙飛行士との対面交流し、航空宇宙医学プロジェクトについて紹介を受けた後、宇宙飛行士の日常訓練を体験。また、宇宙クッキングと宇宙食、有人宇宙飛行に関する普及講座にも参加。北京の観光名所をめぐる機会もあり、古都の人文歴史を満喫したという。 　マカオ基金会では、主催側として中学生が実際に航空宇宙基地を訪問して学習することを通じ、中国の航空宇宙技術をより深く理解し、航空宇宙科学及び天文学の知識を深め、科学探究精神を喚起することで、祖国とマカオへの愛情を深めることを期待しているとした。