女性のワンピースの中を盗撮か “小学校の校長逮捕”で富山市教委が臨時の校長会 綱紀粛正の徹底を求める
富山市の小学校の校長が女性のワンピースの中を盗撮した疑いで、逮捕されたことを受け、市内の校長を集めた臨時の校長会が開かれました。 富山市では、9月にも児童の下着を盗撮しようとした疑いで、小学校教諭の男が逮捕されており、相次ぐ性的欲求を満たそうとする犯罪に、綱紀粛正の徹底を求める事態となっています。 今月3日、富山市の東部小学校の58歳の校長が、金沢市内で女性のワンピースの中を盗撮したとして、石川県迷惑行為等防止条例違反の疑いで逮捕されました。 この事件を受け、富山市教育委員会は市内の小中学校の校長などおよそ90人を集めた臨時の校長会を開き、宮口克志教育長が訓示を述べました。 *富山市教育委員会 宮口克志 教育長 「教職員を監督する立場にある校長の行為となれば当該校及び本市の教育への信頼を大きく損なったことは紛れもない事実。取り返しのつかないこと」 富山市では今年9月にも児童の下着を盗撮しようとした疑いで、小学校教諭の男が逮捕されており、富山市教育委員会は教職員を対象にした校内研修を速やかに行い、綱紀粛正に万全を期すよう求めました。 *富山市教育委員会 河原弘幸 学校教育課長 「9月の事案に引き続きになる。誠に残念で市民の皆様に申し訳ない。子どもたちに動揺を与えることになったことを誠に申し訳ないと思っている」 今回、学校のトップの校長が逮捕される事態に、東部小学校では児童十数人が不安を訴え、臨床心理士の面談を受けたということで、動揺が広がっています。 富山市教育委員会では、児童の心のケアを最優先に必要な支援を継続していくことにしています。
富山テレビ放送