『スター・ウォーズ:バッド・バッチ』ファイナル・シーズン、見どころガイド
「スター・ウォーズ」のアニメーションシリーズ『スター・ウォーズ:バッド・バッチ』ファイナル・シーズンが、本日(21日)よりディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」で独占配信がスタート。初回は日米同時に1~3話までを一挙配信する。 【動画】『スター・ウォーズ:バッド・バッチ』予告編(字幕版) 世界中で社会現象を巻き起こし、『ゴジラ-1.0』の山崎貴監督をはじめ、多くのクリエイターたちに影響を与えてきた「スター・ウォーズ」。映画やドラマ、アニメーション作品など、ジョージ・ルーカスが生んだ銀河は未だ広がり続けており、『バッド・バッチ』もその一つ。 ジョージ・ルーカスが原案、デイヴ・フィローニが監督を務め、多くのファンの心をつかんだアニメーションシリーズ『クローン・ウォーズ』に登場した“異端”のエリート・クローン部隊<バッド・バッチ>を主人公に描く本作。ジョージ・ルーカスの「クローンの中にもほかと比べてユニークな能力の持ち主がいて、強化されたスキルをもつ特殊部隊のようなものがあるのではないか」というアイデアをもとに、ルーカスからの信頼も厚く、いまやルーカスフィルムの最高クリエイティブ責任者(チーフ・クリエイティブ・オフィサー)となったデイヴ・フィローニによって制作された。 舞台は、『スター・ウォーズ エピソード 3/シスの復讐』のその後、ジェダイ・オーダーが崩壊し、銀河帝国の支配が始まった暗黒の時代。個性豊かなクローン集団バッド・バッチが、銀河の星々でその卓越したスキルを武器に傭兵としてのミッションに挑みながら、標準的なクローンのようにただ命令に従うだけでない、自らの意思をもって生きる道を新たに模索していく物語だ。ルーカスフィルムは「本作がファイナル・シーズンである」と発表している、本日から配信されるエピソードをもって、「クローン・ウォーズ」、「バッド・バッチ」シリーズと続いて描かれてきた彼らの波乱の物語は最終章を迎える。 ※以下、『スター・ウォーズ:バッド・バッチ』シーズン2までのネタバレを含みます。 ■ルーカスのアイデアから生まれた“異端”だらけのエリート部隊とは? 「スター・ウォーズ」の世界を生んだルーカスのアイデアをもとに、本作の製作総指揮を務めるデイヴ・フィローニが“ユニークな能力をもつクローン兵たち”の外見をデザイン。そして、デイヴと協力して脚本家たちが彼らの性格やバックストーリーを作り込んだ。こうして生まれたのが、遺伝子操作によって生み出された個性豊かなクローン兵士集団「クローン・フォース 99」、通称<バッド・バッチ>だ。 メインキャラクターは、リーダーを務めるのはより優れた感覚能力を活かしチームの指揮を取る【ハンター】、怪力で荒々しい性格の【レッカー】、頭脳派でスライサーとしても一流の【テク】、新たな仲間として加わった元レック(標準的なクローン・トルーパー)の【エコー】、貴重な“純粋なクローン”であることから帝国軍から狙われる少女【オメガ】、そして帝国軍に忠誠を誓い、ハンターらとは袂を分かつこととなった【クロスヘアー】の6人。 彼らはクローンでありながらそれぞれユニークな特性をもっている。これまでのシリーズでは、見た目は子どもであるオメガが実はハンターたちよりも先に生まれたクローンであることや、オメガも知らなかった自身の“姉”の存在など、オメガの出生にまつわる驚きの秘密が明かされてきた一方、エコーが自らの使命を見つけそれを果たすためにチームを離れることを決意する場面、テクが自らを犠牲に仲間を助けるシーンなど涙なしには観られない衝撃の展開が続いた。 さらに、シーズン2のラストではついに帝国軍によってオメガは囚われてしまい、ハンターらとオメガは離れ離れに…。ファイナル・シーズンでは、バッド・バッチとオメガは再会できるのか、バッド・バッチがたどり着く結末に注目が集まっている。