『スター・ウォーズ:バッド・バッチ』ファイナル・シーズン、見どころガイド
■「スター・ウォーズ」らしさあふれる親子のような絆の物語
本作では、「スター・ウォーズ」らしい痛快なアクションが見どころであると同時に、ハンターらとオメガがまるで親子のようにお互いを思いあう絆の物語も描かれる。彼らはまだこどものようなオメガに対し、傭兵として武器の扱い方だけでなく、一人の人間として生き抜くための考え方や価値観をも教え育てていく。 オメガのために船内に部屋を作ったレッカー、勉強を嫌がるオメガをたしなめるテク、オメガを守り抜くことを約束するハンターの姿など、オメガがチームの一員として成長していく様子をやさしく見守るハンターたちの表情は、愛する我が子を思う親そのもの。そして、どんな時もハンターたちを信じ続けるオメガの健気な姿に心を打たれる。 これまでも、ルーク・スカイウォーカーとダース・ベイダー、オリジナルドラマシリーズ『マンダロリアン』に登場したマンダロリアンとグローグーなど、“親子”や“疑似親子”の絆を描いてきた「スター・ウォーズ」シリーズ。親子のように固い絆で結ばれたハンターらとオメガの物語を最後まで見届けたい。 ■パルパティーン皇帝も登場!映画の物語とつながるストーリー 本シリーズの中では、バッド・バッチがクローン戦争時代の旧友と再会したり、新たな仲間たちに出会い、新たな敵に立ち向かっていく物語が描かれてきた。「スター・ウォーズ」の世界をさらに深堀して生まれた本シリーズには、映画やドラマ、アニメシリーズでおなじみのキャラクターも多数登場している。 『シスの復讐』でアナキン・スカイウォーカーをダークサイドに引きずり込んだ、帝国の最高権力者として恐怖と暴政で銀河を支配するパルパティーン皇帝や、「クローン・ウォーズ」シリーズで人気を博したキャプテン・レックス、『マンダロリアン』で初登場した腕利きの暗殺者フェネック・シャンドや銀河の権力者たちを顧客に抱える銀河一有能な賞金稼ぎキャド・ベインなどがバッド・バッチの物語を盛り上げてきた。 ファイナル・シーズンの予告には「クローン・ウォーズ」シリーズに登場したアサージ・ヴェントレスが黄色いライトセーバーを巧みに操るシーンも映し出されており、ファンの期待を高めている。バッド・バッチが挑むラスト・ミッション、そして、ほかの「スター・ウォーズ」作品とつながる瞬間をお見逃しなく。