『AKB48劇場』約19年の歴史を刻んだステージと別れ “シアターの⼥神”村山も涙
“会いに⾏けるアイドル”AKB48の活動拠点として、約19年の歴史を刻んできたAKB48劇場。9月1日にリニューアル前、現劇場では最後の特別公演が行われました。 【画像】柏木由紀 中学3年生から17年間 AKB48人生に終止符 「幸せだったなと思います」
2005年12⽉8⽇にオープンしたAKB48劇場。今年3⽉に開催した春コンサートで⽼朽化に伴う全⾯リニューアル⼯事を⾏うことを発表し、5⽉からはOGメンバーがサプライズで登場するなど、『AKB48劇場リニューアルカウントダウン特別企画』を実施していました。これまでには横⼭由依さん(31)、柏木由紀さん(33)、⼩嶋陽菜さん(36)ら21人のOGが登場。8月31日に行われたリニューアル前最後の通常公演には、初代AKB48グループ総監督・高橋みなみさん(33)が登場し、会場を盛り上げました。
最後の公演で1曲目に披露したのは、AKB48劇場で最初に⾏った公演のオープニング曲『PARTYが始まるよ』。劇場がオープンした2005年12⽉8⽇と同じ1曲⽬で幕を開けました。続いて『会いたかった』、『誰かのために』とチームAの歴代公演曲でオープニングを飾ると、早くも⽬を潤ませるメンバーたちの姿も。 4代⽬AKB48グループ総監督の倉野尾成美さん(23)は、「2005年からスタートしたこの劇場は、たくさんのメンバーがステージに⽴って、何もできないところから⼀つ⼀つ学ばせてもらって、⼀⼈のアイドルとして⼈間として成⻑させてくれる私たちにとって⼤切な場所でした。19年というAKB48の重みも感じますし、私たちのホームは劇場なんだなと改めて感じました。今⽇までたくさん公演をやってきましたが、いつもこの近い距離で温かい⽬で私たちを⾒守ってくださったファンのみなさん、いつも劇場を守ってくださった劇場スタッフのみなさんがいたから、私たちは今⽇まで輝くことができました」と感謝の気持ちを伝えました。
また、先⽇1300回⽬の出演を達成するなど劇場公演最多出演回数を誇り、“シアターの⼥神”と称されている村⼭彩希さん(27)は、「私は本当に劇場が⼤好きで、“AKB48にいる理由がこの劇場だった”というくらい今の劇場が⼤好きで⼤切でした」と涙しました。 リニューアルされた新AKB48劇場は、劇場が19周年を迎える2024年12⽉8⽇にお披露⽬されます。