藤浪晋太郎「ごめん、同級会には行けません」プエルトリコから決意語る メジャー契約目指し奮闘中
メッツからFA(フリーエージェント)となった藤浪晋太郎投手(30)が、21日までに自身のインスタグラムを更新。不退転の決意をつづった。 【写真あり】藤浪晋太郎 阪神選手らとのプライベートショットに「すげ~メンバー」 藤浪はインスタで「ごめん、同級会には行けません。いま、プエルトリコにいます」と投稿。星条旗とプエルトリコ国旗が並ぶ前で写る写真を掲載し、「この国で冬季に開催されているウィンターリーグに、私は参加しています」とつづった。 米国でのシーズンが終われば、日本へ帰国するのが通例。「本当は、日本の冬が恋しいけれど、でも……」と本音を明かしつつ「今はもう少しだけ、知らないふりをします。私がこのリーグでする経験も、きっといつか、私の糧になると思うから」と記し、不退転の決意を示した。 藤浪の代理人を務めるスコット・ボラス氏は今月のGM会議で、ウィンターリーグでの状態について「腕の状態はよい。チームは彼の投球に興味を示しており、FA期間を通じて査定を続けることになる」とメジャーで興味を示している球団があることを示唆していた。 あくまでもMLBでのプレーが第一希望。ボラス氏は「リリーフ投手のマーケットはFA戦線の後半に動くものだ」とも話し、長期戦で構えていることを明かしていた。 昨オフにメッツと単年契約を結んだ藤浪は今季、オープン戦で制球難に苦しみ、マイナー傘下に降格。5月には右肩痛を発症するなど、渡米2年目はメジャー登板はなかった。ただ、マイナー計4球団で33試合に登板して1勝2敗1セーブ、防御率5.94だった一方で、右肩痛から状態が良化した8月は8試合計12イニングを投げ、チームトップの防御率1.50を記録していた。