眞子さま結婚、年明けに新展開? 予想される「4つのケース」とは
「婚約破棄」は可能?
ところで、お二人の縁談をめぐっては「婚約破棄をするべきだ」という議論が持ち出されることがありますが、これは簡単なことではありません。もし秋篠宮家側が小室さん側の意思に反して縁談をなかったことにするならば、「債務不履行」の責任が生じるからです。 婚約は口頭の約束だけでも成立します。例え皇室の婚約儀式をまだ行っていなくても、婚約内定の発表会見までした眞子さまと小室さんは法律上、既に婚約していると言えそうです。もし秋篠宮家側が一方的に婚約破棄すれば、小室さん側の財産上、精神上の損害について賠償責任が生じる可能性が出てきます。「そもそも皇族は民事裁判の当事者になれるのか」という別の問題もありますが、秋篠宮家も宮内庁も、こうした大ごとに発展することは望んでいないでしょう。
今後考えられる「4つの展開」
つまり、秋篠宮さまとしては「多くの人に納得し、喜んでもらえる状況」になることも、お二人の意思に反してこの縁談をなかったことにすることも非常に難しい状況にあると言えます。そのような中で、来年2月にどのような発表がなされるのでしょうか。現時点で考えられる展開は、大きく分けて4つあります。
(1)「再延期」 依然として世間の理解が得られておらず、かといってお二人の結婚の意思にも変わりがないとすれば、再び時期を延ばして解決策を探るという方法がまず考えられます。ただ、秋篠宮家側の事情で一方的に延期を繰り返すと事実上婚約破棄したのと同じことになりますから、根本的な解決にはなりません。再延期後にお二人の意思が変わるか、または小室さんが米国で弁護士資格を取得して帰国し、Aさんにお金を返済するなどして世間の理解を得られるような展開が起きることを期待するしかないと言えます。 (2)「小室家側からの婚約辞退」 秋篠宮家側が一方的に婚約を取りやめれば債務不履行となりますが、両家の話し合いの中でお二人の了解が得られ、穏当に「無かったこと」にするならば、法的な問題は生じません。小室家側が世間の批判を受けて婚約を辞退し、秋篠宮家側が受け入れた形を取るのが、最もスムーズな流れと言えるかもしれません。ただ、秋篠宮さまは今回の会見で、眞子さまとも小室さんとも結婚についての話をしていないと明かされており、そうした話し合いが進んでいる可能性は高いとは言えないでしょう。 (3)「予定通りに挙式」 予定通り2020年中に挙式するパターンも考えられます。世論の逆風は依然強いと言えますが、小室さんは秋篠宮さまの求めに応じて金銭問題についての一応の見解を出していますし、ロースクールでも熱心に勉強して優秀な成績を修めているそうです。延期から時間が経ったこともあってバッシングも多少和らいだ感があり、憲法を重んじる秋篠宮さまが最後は二人の意思を尊重したという形を取れば、いくばくか世間の反応も変わってくるかもしれません。 (4)「条件を付けての挙式」 最後は、「何らかの条件を付けて挙式する」というケースです。例えば、眞子さまが事前に皇籍離脱してからの挙式です。女性皇族は結婚と共に皇籍を離れて一般女性となりますが、世間の反発を踏まえて結婚前に離脱し、あくまで一般女性と一般男性として挙式を行うということは全く不可能ではありません。