稲垣吾郎が天才作曲家・ベートーヴェンに扮する傑作『No.9』4度目の上演!「演じながら、もう一人の自分といるような感覚」
稲垣吾郎さんがドイツの音楽家、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンを演じる『No.9-不滅の旋律-』が12月に東京、2025年1月に福岡、大阪、2月に静岡で上演されます。 【写真2枚】稲垣吾郎が当たり役のベートーヴェンに!剛力彩芽らも続投 2015年、2018年、そして、ベートーヴェン生誕250周年にあたる2020年と再演を重ねた本作。くしくも今回は、「第九」初演から200年の節目にあたる年の上演となります。 出演はベートーヴェン役で稲垣さん、彼を秘書として支えるマリア役で剛力彩芽さんが続投し、片桐仁さん、岡田義徳さん、深水元基さん、奥貫薫さん、羽場裕一さん、長谷川初範さんらも前作に続いて出演。 さらに、ベートーヴェンと対等に渡り合い、インスピレーションを与えるピアノ製作者・ナネッテ役で南沢奈央さん、ベートーヴェンのふたりの弟、ニコラウスとカスパール役で崎山つばささんと中尾暢樹さんが初参加し、作品に新たな風を吹かせます。 このたび、主演の稲垣さんと演出を手がける白井晃さんからコメントが届きました。
<稲垣吾郎&白井晃 コメント>
稲垣吾郎(ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン役) ベートーヴェンを演じていると、ふと自分と重なるような瞬間があり、もう一人の自分といるような感覚に陥ることがあります。回を重ねてもなお、掴みきれないところもまだまだあって、常にベートーヴェンを追い求めている気がします。4度目の上演となる今回も、ご一緒するキャストの方々と新たな『No.9』をつくり上げていきたいと思っています。 そして、緊張感のある序盤から『歓喜の歌』が響く終盤まで、お客様と一体となってベートーヴェンという人物を動かし、物語を紡いでいくことを楽しみにしています。 白井晃(演出) 『No.9』の4度目の上演で、こうしてまた皆さんとお会いできることを素直にうれしく思っています。演劇作品というのは、常にコンテンポラリーなものであり、その折々の時勢によって作品のもつ意味も、受けとり方も変わるものです。 ですが、この作品がこれだけ長い時間にわたり上演されるのは、作品の中で描かれている世界が、時間を超えて私たちに感動を与えてくれるからだと思います。 世紀を超えた天才ベートーヴェンが遺した楽曲のもつ力は計り知れません。その楽曲に宿った魂に迫るための冒険を私たちはこれまでも繰り返してきました。 もちろん、この冒険の中心に常に存在したのは、稲垣吾郎という稀有の才能に他なりません。憑依という言葉を思い浮かべるほどに、稲垣さんはベートーヴェンの魂に肉薄し、冒険の先頭に立ち続けてくれました。 この作品は、継続して上演する運命にあると思っています。今回の上演はまだ通過点。この通過点を皆さんに見守っていただきたいと、心から願っております。 『No.9-不滅の旋律-』 演出:白井晃 脚本:中島かずき(劇団☆新感線) 音楽監督:三宅純 【東京公演】2024年12月21日(土)~31日(火)東京国際フォーラム ホールC 【久留米公演】2025年1月11日(土)・12日(日)久留米シティプラザ 【大阪公演】2025年1月18日(土)~20日(月)オリックス劇場 【浜松公演】2025年2月1日(土)・2日(日)アクトシティ浜松 大ホール
めざましmedia編集部