中上貴晶、午後は苦戦も「ポテンシャルはある」と期待。新型フェアリングは土曜から/2024MotoGP第15戦インドネシアGP
9月27日、2024年MotoGP第15戦インドネシアGPの初日セッションがプルタミナ・マンダリカ・インターナショナル・ストリート・サーキットで行われた。中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)はプラクティスを17番手で終えている。 【写真】中上貴晶(ホンダ・イデミツLCR)/2024MotoGP第15戦インドネシアGP 初日 午前から暑く日差しも強いマンダリカのフリー走行1回目。セッション序盤から路面温度55度と厳しいコンディションの中、中上は慎重に周回を重ねた。 2回目のランの最後には1分31秒767と残り18分時点での最速タイムをマーク。直後にホルヘ・マルティン(プリマ・プラマック・レーシング)がタイムを更新し2番手になるも、ヨハン・ザルコ(カストロール・ホンダLCR)も3番手タイムを記録し、チームとしても調子が良いように見える。 最後のランはトップスピードが向上し安定したペースを刻むも、タイムは更新できず、11番手で最初のセッションを終えた。 ダイレクトで予選Q2進出を狙いたいプラクティス。中上はフロント/ミディアムの組み合わせで挑み、1分32秒前後で走行。セッション後半から前後ともソフトタイヤを履き、アタックに挑む。1分30秒台のタイムを出すも、多くがラップキャンセルとなってしまった。 プラクティスの最終アタックで1分30秒443のラップを記録し、17番手で初日を終えた。 予選とスプリントが控える明日は、新しいフェアリングを試すとのことで、アップデートによって初日からどこまで進歩するか、ぜひ期待したい。 ■LCRホンダ・イデミツ 中上貴晶(FP1:11番手、プラクティス:17番手) 「順位には反映されていませんが、ポジティブな一日でした。今日のようなレベルに達するとは思っていませんでした。コースはベストコンディションではなかったものの、グリップは良かったです」 「一歩前進できたし、ようやく光が見え始めてうれしいです。明日は新しいフェアリングを試すので楽しみですし、僕たちにポテンシャルがあることもわかっています。期待したいですね!」 [オートスポーツweb 2024年09月28日]