【図解】溶連菌咽頭炎とは
溶連菌咽頭炎とは、正式には、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎と言う名称の上気道感染症です(溶連菌による感染症は咽頭炎以外にも皮膚感染症などがあります)。 感染経路は、患者の咳やくしゃみに含まれる細菌を吸い込むことによる「飛まつ感染」、細菌が付着した手で口や鼻に触れることによる「接触感染」、食品を介して細菌が口に入る「経口感染」などがあります。 溶連菌咽頭炎は、38℃以上の発熱や咽頭発赤、イチゴのようなブツブツが舌の上にできるといった症状が現れます。熱は3~5日以内に下がり、1週間以内に症状は改善することが多いです。発症時は抗菌薬での治療を行います。医師の指示通りの期間、薬を飲む事が重要です。予防については有効なワクチンはなく、手洗いや咳エチケット、流行時のマスク着用が有効です。 溶連菌咽頭炎の症状や予防法などを図解にまとめました。
※この記事、図解は東京都保健医療局の情報を基にYahoo!ニュースが作成したものです。出典は「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 (溶連菌感染症)について」。監修は峰宗太郎(医師)