辛さよりも風味を重視する人の方が多い! 香辛料・スパイスに関する調査
料理に欠かせない香辛料・スパイス。どんな香辛料・スパイスがよく使われるのか、またその使い方について、マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティング(東京)は「香辛料・スパイスに関する調査(2024年)」を実施した。調査はインターネットで行い、対象は全国20歳~69歳の男女1100人、期間は9月27日~9月29日。 最初に好きな香辛料・スパイスを聞く(複数回答)と、トップになったのは「ペッパー・胡椒」で割合は40.4%とおよそ5人に2人が挙げている。以下、「しょうが」「わさび」が3割台、「七味・一味唐辛子」「からし」「ニンニク」が2割台で続くなど、和風料理でおなじみのものが人気を集めている。 香辛料・スパイスの使い方(複数回答)に関しては「料理に風味を加えたい時」が39.1%でトップ。以下「元から香辛料・スパイスがきいた料理を食べる」(27.4%)、「下味として使う」(20.8%)と続き、辛さを求めるよりも風味を重視する人が多い。「香辛料・スパイスはほとんど使わない」(27.1%)という人も3割弱いた。香辛料・スパイスを使った料理を食べたくなる時は、「刺激がほしい時」「寒い日に体を温めたい時」「暑い日に食欲が落ちたとき」がトップ3となり、「刺激がほしい時」は年代が若くなるほど割合が多い。 香辛料・スパイスの購入・保管についてあてはまること(複数回答)は、「整理整頓し、使うときにすぐ見つかるようにしている」(24.8%)、「賞味・消費期限が過ぎても使っているものがある」(24.7%)、「使用頻度の高いものは目立つところに置いている」(23.3%)がトップ3となった。