姉妹都市派遣の中高生6人が帰国 長谷川市長に体験報告 鴨川(千葉県)
鴨川市の青少年海外派遣事業で国際姉妹都市のアメリカ・マニトワック市に派遣された中高校生6人が、11日間の日程を終え帰国。市役所を訪れ、現地での交流や学習成果を長谷川孝夫市長に報告した。 訪問先の青少年と交流し、国際的視野と感覚を育むことなどを狙いに、1991年にスタートした同事業。姉妹都市提携したことを機に、95年から中高生の相互派遣に切り替え、両市の友好親善にも一役買っている。 今年派遣されたのは、小松琉奈さん(翔凜高校2年・リーダー)、小川亞希菜さん(志学館高等部2年・サブリーダー)、影山愛來さん(翔凜高校2年)、小田穏さん(安房西高校2年)畠山紗羽さん(拓殖大学紅陵高校1年)、唐鎌さくらさん(志学館中等部3年)の6人。 ホームステイしながら、生活や文化に触れた一行。帰国報告では、市長への表敬やラジオ局への訪問、はしご車に乗り市内を一望したり、ピクニックでサンドイッチを作ったりしたことなどを報告した。 「あっという間に時間が過ぎてしまった。とても貴重な経験だった」「最初は英語が聞き取れなかったが、最後は会話が弾むくらい話をすることができた」と派遣者。 長谷川市長は「今回の経験が、人生の糧となることを願っています。また、皆さんが、マニトワックでの報告をしている様子が、最初に会ったときより積極的になっていて、経験の成果を感じうれしく思います」などと話していた。