創作意欲みなぎる1061点 北國少年少女美術展が開幕 金沢エムザで25日まで
第44回北國少年少女美術展(一般財団法人石川県美術文化協会、北國新聞社、一般財団法人県芸術文化協会、県、県教委主催)は21日、金沢市の金沢エムザ8階催事場で開幕した。絵画、彫刻・工芸・工作、書の3部門の入賞、入選作1061点がずらりと並び、来場者が児童生徒の創作意欲みなぎる力作に目を細めた。 県内の小中学生を対象とした最大規模の総合美術展で、家族との思い出を題材にした絵画や細部までこだわった動物の立体造形、力強い筆さばきの書などが並んだ。来場者は感想を語り合いながら、作品をじっくりと見て回った。 開場式では各部門の最高賞に輝いた大谷環太さん(絵画、金沢市城南中2年)、片山結稀(ゆうき)さん(彫刻・工芸・工作、金沢市鳴和中3年)、大谷羽那(はな)さん(志賀町富来中1年)の3人がテープカットした。 金沢市のANAホリデイ・イン金沢スカイで表彰式が行われ、最高賞の3人を含む受賞者をたたえた。 会期は25日までで、入場無料。金沢市、同市教委、NHK金沢放送局、北陸放送、テレビ金沢、金沢ケーブル、エフエム石川、ラジオかなざわ・こまつ・ななお、北國新聞文化センターが後援する。