ケロポンズ、園児に人気「エビカニクス」はNY録音 本気の遊びが子どもに大ウケ
ケロ:いや本当に行ってよかった。グルーブ感があって素晴らしいかったです!歌詞の「エビカニクスで」というところは、NYのゴスペルシンガーたちがアルファベットで書いた『EBIKANIKUSU DE』という歌詞をあの歌声でパワフルに歌ってくださってもう感動! 声の圧がすごいんですよ。サウンドの良さもエビカニクスのパワーになったと思います。 ポン:ミュージシャンも同じ部屋でセーノで録音するので本当にグルーブがぴったり。シビレましたよ! 知り合いに、いまどきお金もかかるしNYでレコーディングする人なんていないよって言われたんですけど、あの体験はお金じゃ買えないです。 ケロ:始めたときから私たち、「やったことがないことをやりたい」、「つまらなくなったら、やめよう」、ってことでスタートしたんですよね。海外録音は初めての体験だからやってみたーい!って これもノリで。(笑) ポン:テロ事件のまっただなかで、無鉄砲に行っちゃった。変に「売れよう」とかまったく思ってなかったし、面白いものを作りたい、ただそれだけで行っちゃった感じで。たいがい勢いで生きているね。それで19年ここまで来ちゃった。何も考えず、勢いだけで。あんまり子ども向けとかを考えずに、自分たちが面白いと思ったものをやろうというのが最初からコンセプトにあって。 ケロ:何も考えないってところが子どもに近いのかも。子供は面白ければずっといるし、つまんなかったらすぐいなくなるし。わりと大人なのに、子どもと同じスタンスです。有名なミュージシャンの方に「ケロポンズは子どもおばちゃんだね」って言われたことがあります(笑)
日本一、衣装が小さい小島よしお、ねば~る君など豪華ゲストと共演
5月30日リリースのDVD&CD『ケロポンズといっしょ みんなで楽しむ ケロポンタウン』では、「キンダーてれび」(テレビ東京、毎週水曜放送)のケロポンタウンの映像を中心に、豪華ゲストとのコラボが実現。鍛え上げられた体とパンツ一丁のパフォーマンスが人気の小島よしおとは「こじまじまん」という曲を作った。 ポン:小島さんが体を使い、振り付けをどんどん考えてくれて「これは時計です、イグアナです」って。パンツ一丁で逆立ちして脚をパッカーンと開いて「10時10分です」とか。ベロ出しながら、這いつくばってイグアナになりきってくれたり、打ち合わせの時点でもう面白かったです。いろいろやってもらって面白かったものを採用して「こじまじまん」という歌ができました。 ケロ:小島さんもやっぱり子供に人気があってコンサートもいっぱいやっていて、子どもに人気のある躍動感のある動きを提案してくれて、一緒に作ってとても面白かったです。 ポン:あと小島さんがすごいのは衣装がすごく少ないんですよ。撮影のとき、私たちはこんな衣装なので荷物多いけれど、小島さんはポケットからパンツ2枚出して「衣装どっちかいいですか?」って。「小島さん衣装これだけですか!?」「そうすね」って真顔なんですよ。小島さんは体が衣装なんですよ。たいした人です。日本一衣装が少ないかも。お盆の人より少ないですよね。安村さんもパンツだったけど、面積からしたら、小島さんが最小だよね。「日本最小衣装賞」みたいのをあげたいよね。 ケロ:「糸ひき納豆」という歌では、ねば~るくんと一緒に踊りました。ねば~るくんは この曲をとても気に入ってくれて天井に届くくらいの高さまで伸びて踊ってくれましたよ。くまモンや、電撃チョモランマ隊のQ-TAROさんとも楽しくコラボさせていただきました。ケロポンズ の妹分の「すかんぽ」というユニットやあそびダンス作家の福田りゅうぞうもゲストとして出演してくれて、とても楽しいものができあがりました。