イスラエル軍、レバノン南部で攻撃継続 停戦監視の仏が警告と報道
【カイロ時事】イスラエル軍は1日、過去24時間にレバノン南部でイスラム教シーア派組織ヒズボラを標的にした攻撃を行ったと発表した。 軍はレバノンでの停戦後も「合意違反」を主張して散発的に空爆などを実施。地元メディアは、停戦監視を担うフランスがイスラエルとヒズボラ双方に「停戦を危険にさらす行為」を取らないよう警告したと伝えた。 イスラエル軍は、ヒズボラが使用していたとされる教会近くで「複数の武装したテロリスト」を確認したため、殺害したと発表。レバノンの国営メディアは1日も南部の各地で銃撃や砲撃があったと報じた。イスラエルのメディアによると、仏政府はイスラエルが適切な手続きを経ずに攻撃しているとして、非公式に非難。ヒズボラに対しても停戦違反を指摘したという。