「美しさが異次元」驚異の容姿が賞賛されるも…黒木瞳が〝おばあさん〟役を受けざるをえなかった背景
俳優でダンス&ボーカルユニット『ブルーベリーソーダ』のメンバーである幸澤沙良(18)が主演を務めるテレビ朝日系のドラマ『JKと六法全書』に黒木瞳(63)が出演している。初回が放送されるや、黒木のビジュアルがネット上で話題になった。 【黒木瞳の〝孫〟?】カワイイ…『JKと六法全書』ヒロインに抜擢の幸澤沙良「妖艶な素顔」写真 同ドラマは、幸澤演じる史上最年少で司法試験を通過した主人公の女子高生・桜木みやびが弁護士として活躍し、法廷や学校で奮闘する「法曹×学園」ハイブリッドドラマ。黒木が演じるのは、主人公の祖母であると同時に、彼女が働く弁護士事務所の所長であり、関東弁護士会の会長である桜木華役。権力志向が強く、日弁連の会長の座も狙っている。とんでもない「若見え」の容姿で本人にもその自覚があり、みやびには「おばあちゃん」とは決して呼ばせない役どころだ。 初回が放送されると、ネット上では《黒木瞳さんがヤバすぎた。60代半ばのはずなのに、40代前半に見える。てゆうか、若い頃にみた姿のまま》《黒木瞳63歳には見えないよな》《美しさが異次元》などの声があがったのだが……。 「本来、俳優としては、年齢を重ねれば重ねるほど、年相応の役をこなすことが多いのですが、どうやら、黒木さんは年相応のおばあさん役は受け入れ難かったようです。そこで、美魔女弁護士のような役になったようですが、ネット上では《若作りしすぎ》との声が目立ちました。しかし、それでもこの役を受けなければならないのが現状なのです」(放送担当記者) 黒木は4月30日スタートの『燕は戻ってこない』(NHK)でも、稲垣吾郎(50)と内田有紀(48)が演じる夫婦の〝お母さん〟役を演じている。子がない夫婦に孫を切望する「おばあちゃん」のポジションだ。 元宝塚の娘役トップだった黒木は1985年9月に退団後、10代の頃に抱いていた「映画に出る」夢を思い出し芸能界へ。1986年公開の映画『化身』でフルヌードを披露するなど体当たりの演技がみとめられ『日本アカデミー賞』の新人俳優賞を受賞した。その後、映像作品で経験と実績を積み上げ、1997年公開の映画『失楽園』で不倫の恋を大胆に演じて大きな話題となり、トップクラスの主演女優の座をゲットした。 しかし、ある作品が転機になり、女優としての評価が一変することになってしまった。 「黒木さんは、向井理さん(42)と夫婦役を演じた’08年のドラマ『ママさんバレーでつかまえて』(NHK)で主演を務めました。観客を入れて収録するシチュエーション・コメディーのスタイルで、最終回は生放送でしたが、特に最終回が不評で彼女の演技力に疑問を持つ声が多くあがっていました。それ以降、徐々に主演作のオファーが少なくなってきた印象です」 それだけではない。凛とした美しさの中に可愛らしさもあり、男性からも女性からも支持される女優であった黒木のイメージが悪くなるような出来事も立て続けに起こることとなる。 「’11年には、長年マネジメントしてもらっていた前所属事務所の社長が逝去します。すると、黒木さんはあっさり事務所を抜ける意向を表明。前事務所は廃業を余儀なくされてしまいました。 また’12年には、ある有名私立中学でのいじめ問題の首謀者の親が〝大物女優〟と報じられたことから、黒木さんの名前が挙がりました。報道では、首謀者の女子生徒が停学という軽い処分だったのは、親が多額の寄付金で手を打ったから、とも伝えていました」(芸能ライター) 主演作のオファーが減っていく中で、’16年公開の『嫌な女』で映画監督デビュー。その後、’20年公開の『十二単衣を着た悪魔』などでメガホンを取ったが、監督作品はまったく当たらなかった。 「さらに、いつも好意的な記事を書いてくれていた仲のいいスポーツ紙の記者も異動するなどして、スポットライトが当たらなくなりました。昨年に発覚した古巣である宝塚のイジメ問題も、黒木にとっては〝逆風〟なのかもしれません」(同前) 〝美魔女すぎる祖母役〟で、この窮地を脱することはできるのだろうか。 ※「FRIDAYデジタル」では、皆様からの情報提供・タレコミをお待ちしています。下記の情報提供フォームまたは公式Xまで情報をお寄せ下さい。 情報提供フォーム:https://friday.kodansha.co.jp/tips 公式X:https://twitter.com/FRIDAY_twit
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