【皮膚の変態・大野真理子さん流】「だるんをプルンッに変える」秋スキンケア|STORY
十年後の肌を見据えたときSTORY世代が最も注力すべき“たるみケア”。今大ブレイク中の美容家・大野真理子さんが過酷な夏を経て今本気で取り組んでいるスキンケアを指南してくれました。
1. 秋のたるみケアは“全身一枚皮意識”が成功の秘訣
顔は体と一枚の皮で繫がっています。顔のたるみ予防には頭のてっぺんからつま先まで全身を引き上げる意識でケアを。顔はピカーンと輝いているのに首と腕がシワッとしていると一気に“おばば感”が出てしまいます。 デコルテから指先まで顔と同じようにケアするとハリのある印象が大幅にアップ。そして普段の姿勢のクセもダイレクトにたるみに影響するので、定期的なピラティスで体を正しいポジションに戻すよう気をつけています。
2. 春は乾燥たるみ、秋は紫外線ダメージが加わった深いたるみ
春のたるみは冬の乾燥ダメージの影響が大きいけれど、秋は夏の紫外線ダメージも加わります。紫外線は肌表面に作用してシミやそばかすを作ってしまうB波と、深く真皮まで達するA波があります。 しっかり日焼け止めを塗って紫外線をブロックして肌は黒くならなくても、肌の奥のほうではダメージを受けています。そのまま放置すると冬の乾燥ダメージが重なってたるみの原因に。だから秋はとにかくダメージを溜め込まないケアに集中します。
3. 秋は美白だけにとらわれず“奥からふっくらケア”を
秋口のダメージケアというと美白ばかりに気持ちが向いてしまうけれど、シワ、たるみの進行を止めるためにも私はここでハリケアコスメを集中的に投入します。表面的なハリだけでなく、内側からもふっくらさせる最新コスメを朝晩しっかり使ってたるみの進行を食い止めます。 コスメをより効かせるためにも角質ケアはマスト。紫外線でターンオーバーが乱れた肌のごわつきを取り除くスペシャルケアでその後のスキンケアの浸透力を高めます。
(左)「角質を柔らかくするグリコール酸を配合した泡洗顔。敏感な肌にも毎日使えます」AB C-Gピールウォッシュ 200ml ¥4,400/ドクターケイ (右)「10日に1回乳酸などのAHAでハリを出す効果もあるマスクを」エンビロン ヴァイブランスマスク 50ml ¥9,570/プロティア・ジャパン