7000杯「蒙古タンメン中本」食べた男性を直撃。体重の増減や健康診断の結果も教えてもらった
飽食の時代、寿司・焼肉・カレー・スイーツなど、あらゆるものが好きな時に食べられる日本。そんな状況にあって、徹底的に同じものを食べる人も存在する。激辛メニューでおなじみの「蒙古タンメン中本」(以下、「中本」)を毎日食べ続ける男性、づけとご氏もその一人。 体には悪くないのか? 毎日食べ続ける魅力はなんなのか? 本人を直撃した。
「1杯目の中本」は半分も食べられず…
づけとご氏は、2009年頃から毎日「中本」を食べており、これまでに食した数はおよそ7000杯。彼より多く食べた人物を探すのは至難の業だろう。さぞかし辛い食べ物に目がないのかと思いきや、彼の“中本キャリア”は、意外なところから始まっている。 「ずっとラーメンが好きで、高校時代に原付バイクの免許を取ってからは各地の人気店を食べ歩いていました。『中本』にも行くことになったんですが、辛いものが苦手だったので、『蒙古タンメン』を半分も食べることができずリタイアしたのが一杯目の思い出です」 完食できなかった中本の蒙古タンメンを好きになっていく過程には、づけとご氏の探究心があった。 「私は食べきれなかったのに、なぜこんなに人気があるのか不思議でした。どうしてもその魅力が知りたくて、2度目にチャレンジしたんです(笑)。その時も完食はできなかったんですが、何度か通い続けました。すると、やがて完食できるようになっていて、その時には中本の美味しさにどっぷりハマっていたんです」 中本に惚れ込んでいくうちに、それまでのライフワークであったラーメン食べ歩きへの興味は消え失せていったのだという。奇しくも中本の人気に火が付き、店舗数も増えたタイミング。追い風に乗り、「毎日中本を食べ続ける生活」が幕を開ける。 「基本的にはお店に行きます。もちろん行けない日もあるので、その時のために冷凍のテイクアウトを自宅にいつもストックしています」
健康でいるのも中本のため?
づけとご氏は太っていない。毎日中本を食べ続けても太ることはないのだろうか。 「中本を食べるようになってからも体型は変わっていません。ただ、気は使っていますよ。ランニングは毎日していますし、以前からやっていた空手でもしっかり体を動かしています」 運動は自身が太ってしまわないためでもあるが、よく聞くとそこにも中本への深い愛が見え隠れしていた。 「中本のラーメン(のほとんど)は、唐辛子のたくさん入った刺激物でもあるので、身体的にも精神的にも健康じゃないと食べられませんよね。つまり、中本を毎日食べ続けるためには健康でないといけないので、気を使っています。それに、私が病気をすると『中本ばかり食べているからだ』と、中本のせいになってしまいかねないので、健康でいなくてはいけないと思っています」 直近で受けたという血液検査の結果も提供してくださったが、尿検査・血液検査の結果も良好なものだった。