7000杯「蒙古タンメン中本」食べた男性を直撃。体重の増減や健康診断の結果も教えてもらった
義実家では「隠れて食べた」
すでに約7000杯もの中本のラーメンを食べているにも関わらず、全く飽きることはないそうだ。ただ、その好きな感覚の機微には変化があるという。 「初期のころは、注文するたびにテンションが上がっていました。しかし今は、さすがにいちいち興奮しません(笑)。『家族が作るご飯を美味しく食べられる幸せ』に近いものを感じながら食べていますね」 日常食としての喜びがそこにあるならば、毎日になることもうなづける。もちろん、実際に毎日を続けて行くためには苦労もあった。 「旅行や出張などで中本のお店がない地域に行くときは、冷凍のテイクアウトを持って行きます。妻の実家である新潟にも中本はないので、帰省するときは必需品ですね」 しかし、実家に帰れば義父母が料理でもてなしてくれるのではないだろうか。まして、米どころで魚も美味しい新潟となればなおさらだが……。 「お義母さんの料理をおいしくいただいた後に、裏で中本を食べています。最初の頃は、さすがに申し訳ないのでこっそり食べていました(笑)。でもある時、テレビやネットニュースで私のことが取り上げられていることを、義理の両親が親戚から聞いたようで……隠れずに済むようになりましたね(笑)」
“公式より早い発信”をするワケ
特定のお店が好きだったり、毎日同じメニューを食べる人物のSNSは、食べ物の写真が中心になりがちだ。しかし、づけとご氏のSNSでの発信はお店の休業情報や限定メニューの売り切れ情報が並ぶ。そこにはどんな思いがあるのか。 「売り切れや、設備トラブルによって臨時閉店する時って、お店の人は対応に追われるので、情報がすぐに出るわけではないんですよね。本社も他にやることがあるようで、迅速な発信はありません。でもファンの一人として、そういった情報はすぐ欲しいんですよ。だったら、自分で情報を集めて発信しようと思って始めました」 たしかに、定休日ではないのに来店したら閉まっていたり、限定メニュー目当てに遠出したのに売り切れていると悲しい思いをする。しかし、中本の社員でもない人物が、情報を取りまとめて発信するのは容易ではないはずだ。 「まだ2~3店舗しかなかった頃はよかったんですが、今や29店舗あるので、私一人では情報収集しきれません。なので、『◯◯店の限定メニュー、僕の次で売り切れましたよ!』など、各店舗の常連さんから私に情報が集まってくるネットワークができているんです。だから、中本が公式で出すより私の方が早いこともよくありますよ(笑)」