「えっ、車内にだるまストーブがあるの!?」東北の冬を楽しめるJR東日本「風っこストーブ号」ってどんな列車? 今から乗れる?
まだ間に合う!2025年に走る「風っこストーブ号」の運行一覧!
冬限定で楽しめるポイントがつまった「風っこストーブ号」ですが、今からでも乗れる列車はあるのでしょうか。
「風っこストーブ号」は2025年の1月・2月でも運転される日があります。日ごとに走る路線や場所も大きく変わるため、1つずつ確認してみましょう。 1月18日と19日には、福島県の磐越西線を「風っこストーブ喜多方号」として走ります。この列車は郡山駅から会津若松駅を経由して、喜多方駅まで運転されます。 郡山駅を発着するため、首都圏からもアクセスしやすい運行です。 1月中はこの他に、秋田県での運行があります。1月25日には「ストーブ藤里・北秋号」として、秋田駅から鷹ノ巣駅までを奥羽本線経由で往復運行されます。 翌26日には「ストーブなまはげ号」の運行です。なまはげで有名な男鹿半島の方へむけて、秋田駅から男鹿駅まで運転されます。 この2つの列車は、秋田県冬の大型観光キャンペーンである「誰と行く?冬の秋田」にあわせての運行です。2日とも「風っこストーブ号」を使って、県北と男鹿半島の両方を旅してみることも考えられています。 翌月の2月1日と2日には、「風っこストーブ湯けむり号」として、宮城県の仙台駅から鳴子温泉駅まで運行されます。ストーブで暖まった後に、豊富な種類の温泉を持つ鳴子のお湯につかるのもいいかもしれません。 2月8日と9日には、同じ宮城県で「風っこストーブ女川号」の運行があります。山沿いに向かった「湯けむり号」とは異なり、今度は海沿いに向かう運行です。 この列車は、仙台駅と女川駅の間を、小牛田駅や石巻駅を経由して往復運行されます。冬の三陸の海の幸を味わいにいくための列車として設定されました。 2月22日には、「風っこストーブ錦秋湖号」として、岩手県の一ノ関駅から北上線を経由してほっとゆだ駅まで走ります。 この列車は往路と復路で発着駅が変わることが特徴です。往路は一ノ関駅を出発しましたが、復路は一ノ関駅には行かず、盛岡駅が到着駅となります。 2月23日と24日には、「風っこストーブ遠野号」として、盛岡駅と遠野駅の間を往復で走ります。この列車が、2月最後の風っこストーブ号の運行です。 このように、2025年の初めも風っこストーブ号は東北地方のあちこちで運行される予定です。 風っこストーブ号は、全列車が「全車指定席の快速列車」として運行されます。乗車する際には、事前に駅の券売機やインターネットの予約サービスで、指定席券を購入しましょう。指定席料金は一律で840円となっています。 東北地方の雪景色や冬の味覚を求める旅へ、風っこストーブ号で行くのもよいでしょう。
Peacock Blue K.K.