【MotoGP】「プラマックは僕の選択肢ではない」マルケス、ドゥカティ本家昇格無理ならどうする?
MotoGPで2024年シーズンからドゥカティ陣営に加わったマルク・マルケスだが、サテライトチームのプラマック入りは彼にとって選択肢ではないという。 【動画】MotoGP2024 第6戦カタルニアGPハイライト マルケスは今シーズン、ドゥカティ陣営のグレシーニへと加入するとすぐに適応して高いパフォーマンスを発揮した。それに伴ってドゥカティのファクトリーチーム昇格候補とされていたが、第7戦イタリアGPを前にドゥカティはホルヘ・マルティンの昇格を決断したとガゼッタ・デロ・スポルトが報じた。 来シーズンに向けて最新のファクトリーマシンとファクトリーチームを希望していたマルケス。これが事実ならドゥカティのファクトリーチーム加入は叶わなくなってしまったと言える。 しかし、ドゥカティとしてもマルケスのようなライダーは手放したくないだろう。そのため彼らとしては最新型のマシンを供給するプラマックでマルケスへ移籍し陣営に留まってもらうように説得することが、次の動きとなってくる。 だが、マルケスはプラマック入りが自らの選択肢ではないと語った。 「ドゥカティは僕が選ばれなかったとは言ってきていないよ」 DAZNに対し、マルケスはそう語った。 「僕はコース上でベストを尽くしている。そうすれば、より多くの選択肢を得られるからね」 「プラマックは良いチームだ。でも僕にとっては選択肢じゃない」 「僕は明確な考えを持っている。それは最新型のバイクを望んでいるということと、できればオフィシャルチームであるということだ」 「最新型のバイクを手に入れればよりサポートも増えるし、オフィシャルチームともなれば、さらにサポートが得られるんだ」 マルケスの今後については、ドゥカティ陣営を離れることも想定されている。彼にはKTM陣営から魅力的なオファーが入っていると考えられているためだ。ただ、わずか1年で再び別メーカーのバイクへと乗り換えることを選ぶかどうかはまだ不明だ。
Rachit Thukral