クビ目前? マンチェスター・ユナイテッドの放出候補(6)昨季は屈辱の全休…。まだ加入したばかりもすでにピンチ
マンチェスター・ユナイテッドは2023/24シーズンのプレミアリーグで数々のワースト記録を更新するなど苦しんだ。最終的にFAカップを制したことから今季のUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得したが、スカッドの刷新は必要不可欠だ。今回は、チームの状況的にマンチェスター・ユナイテッドを去ることになりそうな選手をピックアップして紹介する。※成績は『transfermarkt』を参照
DF:タイレル・マラシア(オランダ代表) 生年月日:1999年8月17日 23/24リーグ戦成績:0試合0得点0アシスト 今夏のマンチェスター・ユナイテッドで最優先の補強ポジションと考えられているのが左SBである。 昨シーズンにエリック・テン・ハフ監督のチームにはルーク・ショーとタイレル・マラシアという2人の本職レフトバックを抱えていたが、前者はプレミアリーグ12試合、後者は公式戦に出場することすらなかった。 依然としてファーストチョイスはショーであり、となれば稼働率の悪い彼に次ぐ2番手の存在が重要となる。この役割を膝の怪我で2023/24シーズンを全休したマラシアに任せるのはリスクが大きい。こうした背景を踏まえると、マンチェスター・ユナイテッドが今夏に新たな左SBの獲得を狙うのは当然の流れだろう。 一方のマラシアは出場機会の減少が予想され、出場機会を求めて移籍するのが彼にとってベストな選択肢となりそうだ。全休していたことから完全移籍での放出はなさそうだが、ひとまず試合勘を取り戻すためにローンでもスタメン出場できる可能性があるクラブに移籍することが、再起を目指す彼にとって重要な一歩となるだろう。
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