「芸能人の友達を自慢」「ものすごくコンプレックスがある」 斎藤元彦知事を当選させた“PR会社社長”折田楓氏の「ドロドロな素顔」とは
「最近のSNSの投稿とは随分印象が違うというか……」
一方、別の意見も聞こえてくる。 折田氏の高校時代の恩師は、 「あちらの高校(フランスのトゥレーヌ甲南学園)は全寮制で、関西地方を中心に日本中から留学生が集まってきましたが、彼女は非常にマジメで頑張り屋さん。成績もかなり良い方だったと記憶しています。和太鼓部の副部長として、毎年開催するチャリティーコンサートの大変な練習にも人一倍励む。何事にも一生懸命な生徒でしたよ」 折田氏と地域再生のプロジェクトに携わったという人物は、こう指摘する。 「今は結婚して旦那さんも同じ会社で働いているようですが、私が出会った頃の折田さんは独身で20代だった。スタートアップで起こしたばかりの会社のお嬢さん、というような感じで今ほど手広くはやっていなかったと思います。フランス留学、慶應、外資の銀行という経歴を考えたらてんぐになってもおかしくないのに、偉そうな感じは全くなくて腰が低い方でしたよ。仕事のレスポンスも速く非常に優秀。最近のSNSの投稿とは随分と印象が違うといいますか、派手な感じの子ではなかったのですが……」 一体どれが折田氏の“本当の顔”なのか――。疑惑の真相を自らの口で説明すれば、あれだけの“戦略”を成し遂げられた人物だけに、名誉挽回、禍を転じて福となす可能性も残されている。いずれにせよ2025年は、兵庫県民が安心して未来を任せられるまっとうな首長・議会による正常な自治に戻ることを願うばかりだ。
デイリー新潮編集部
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