3連覇!アンタンスルフレが不振払しょくし舞台適性&地力証明/北國王冠
<北國王冠>◇3日=金沢◇重賞◇ダート2600メートル◇3歳上◇出走11頭◇農林水産大臣賞典・地方全国交流 2番人気のアンタンスルフレ(せん6、角田輝)が3連覇を果たした。 好スタートからハナを切ると、コースを2周する長丁場の一戦を淡々とマイペースでリード。勝負どころの2周目3~4コーナーで1番人気ケイアイパープルが並びかけようと追ってきたが、抜群の手応えで馬体を併せることなく逃げ切った。最後は5馬身差。2分49秒5のレコードで圧勝を飾った。 4歳だった22年のこのレースで重賞初制覇。翌23年に連覇を果たすと、続く東海菊花賞では重賞連勝も決めた。 ただ、今年はJRAの阪神大賞典にも挑戦(14着)したが、年初から勝ち星を挙げられないまま、この北國王冠へ。スランプを払しょくする3連覇で、舞台適性と地力を改めて証明した。