「レスの原因は、夫が気持ち悪い食べ方をするから!」日本中のダンナさん、お心当たりはありませんか?【食事と夜の営み】のまさかの「相関関係」とは...
食べ方には人柄や育ちが表れるとよく言われるが、パートナーの「食事のマナー」でどうしても許せないことがあるという人は意外と多いようだ。危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏は、夫婦やカップルが相手の「食べ方」に感じる不満についてこう話す。 「イヤっ! スーパー銭湯の女湯で知り合いの『7歳男児』に裸を見られた!」小学生と言えど、嫌悪満載のスーパー銭湯「混浴事情」。その後、小学校で起きた「セクハラ」大問題とは... 「クチャクチャと音を立てて食べる、いわゆる『クチャラー』がどうしても許せない! という方は少なくありません。 また、相手の箸の持ち方や食事の残し方などが気になるという話もよく聞きますね。たかが食事、されど食事。毎日、目にすることが多いシーンだけに、一度イヤになるとお互いの関係性にまで影響を及ぼしかねませんので、身に覚えのある方はどうぞご注意ください」 「夫婦間トラブル」の実態について継続的に取材をしているが、今回はその中で知り合った30代の女性から、夫婦が「セックスレス」になったきっかけは、「夫の食事マナー」にあるというお話を詳しく聞いた。 「夫の食べ方がめちゃくちゃキモいことが、うちの夫婦のセックスレスのきっかけです」 こう話すのは35歳の会社員で一女の母である逢坂美也子さん(仮名)。過去に某ミスコンでタイトルを獲得した女性である。 「夫とは、合コンで知り合いました。数名の男性の中で、見た瞬間彼にロックオンしました。身長は私より少し低いのですが、顔がスゴいタイプで『やった!』と思いましたね」 涼しげな目元のシャイな夫は、体育系大学出身で、美也子さんと同じく大学まで同じ競技を続けたスポーツマンの会社員。2人はたちまち意気投合し、階段を駆け上がるように交際を深め、結婚まで至った。 「男の友達が多くて、女が苦手なんですよ。そこもいいなって思いました。同性から好かれる人は、間違いないってよく言うじゃないですか」 そこまで惚れ込んで大恋愛の末に結婚した夫と、現在はすっかり「レス状態」になったという美也子さん。レスはどれくらい? 「4年以上です。4年前に久々にしたけれど、その時も数回しただけですぐに再休止。深刻なんです」 レスになったきっかけは夫の「食べ方の問題」と言うが、それは結婚前にわかっていたことではないのだろうか。 「そうそう。実はつき合っていた時から、夫の食べ方は気になっていました。でも惚れ込んでしまっていて、『結婚したい』って気持ちも強かったので、そこまで気にしていなかったというか、 今思えば、自分からイヤな部分は『見て見ぬフリ』をしていたのかもしれません。『食べ方』が、後々そんなに問題になるとは思ってもみなかったですし。若かったんですね、私」 やせ型の夫だが、食事の量や回数は多いという。 「アスリートあるあるかもですが、大学までみっちり競技を続けていて、食習慣が変わらないまま運動量だけが減るので、競技をやめた後に太っちゃって幻滅~みたいな話は同じ大学出身の友達からはよく聞きます。うちの夫は大食漢なのに太ることもなく、友達からも『美也子のダンナ、前と変わらずイケ散らかしてる』とか言われるのですが…」 夫がイケてるなどと言うと「ノロけ」だと思われそうでイヤ…と前置きした美也子さん。イケメン夫の「食べ方」を一切受け付けられない彼女の心理状態はなかなかやっかいだ。 「小1の娘がいるんですけど、その子を産んだ後に、夫の食べ方へのイヤさが倍増した気がします。生理的嫌悪感というんでしょうか。それで、産後体調が回復してからも、うまく性行為をすることができなくなってしまったんです」 周囲には2人目不妊だと言っているが、美也子さんはどうしても夫と「その行為」をする気が起きず、かねがね欲しいと思っている2人目の子供も諦めかけているという。 「一番イヤなのが『クチャクチャ』と音を立てて食べるところ。しかも口が半開きなので、咀嚼中の食べ物が丸見えなのが超キモいんですよ。人に話しても笑い話になってしまいがちですが、私はコレで夫を受け付けなくなりました。深刻です」 また、美也子さんは、夫が何かを食べた後に、口の周りを必要以上に舌なめずりするクセにも生理的嫌悪を感じるそうで...。 「ティッシュとかで拭けば済む話じゃないですか? なんで舌で、口の周りをお手入れするのかがわからない。そのレロレロが妖怪みたいで、口周りが臭そうで……マジ無理です」 このような夫の食事マナーが恥ずかしくて、外食に行く時も憂鬱で仕方がないという美也子さん。 しかし、人目が気になる以上に深刻なのが、食事を共にすればするほど、夫を男として見られなくなっていくことだという。 以前は何とか許容できた夫のこのような悪習慣を、なぜ今ではレスになるほどまで嫌になってしまったのか。記事の後編では、夫の食べ方が原因で起きた、美也子さん夫婦の夜の寝室事件については★後編はこちら★で詳報する。 取材/文:中小林亜紀 PHOTO:Getty Images
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